同じマンションで暮らす方に久しぶりに会いました。
3ヶ月前、
5才で虹の橋へと渡っていったシーズーちゃんの飼い主さんです。
同じ犬種なので親しみを覚えて、
たまにお話をしたりしていました。
そのシーズーちゃんも私に懐いてくれて、
いっつもお腹を見せてくれました。
ちなみにロンは、お腹はほとんど見せません…
天国へ召された翌日に、
偶然(偶然ではないのでしょうね)お会いして、
少しこのブログにも書いたのですが、
その後は、全然お会いすることがありませんでした。
そして、今日、お散歩帰りにお会いすることが出来ました。
同じ犬種だから、もしかしたら、うちの子を見たら、
悲しい思い出が甦ってしまい、
お辛い気分にさせてしまうかもとちょっと心配していました。
でも、それは違っていました。
「同じ(犬種)だから、こうやって触れさせてもらえることが嬉しい」
と、仰ってくださいました。
ワンちゃんのことを話すと、
まだ、どうしても涙が出てくるし、
一時はひどい落ち込みと、
激しい気分の乱れが出ていたとも教えてくださいました。
ペットロス症候群で苦しまれていたんですね。
私は、ロンとの暮らしが初めての犬飼いなので、
大事な小さな家族(動物)を喪う体験をしていません。
だから、あくまで想像でしかその感情を理解できないのですが、
大切な誰かが、人であっても動物であっても、
大切なことには代わりがないと思っています。
その誰かがいなくなってしまったら、
やっぱり、悲しいし辛いのです。
死がたとえ終わりではないと分かっていても。
このシーズーちゃんは、まだ5才でした。
ほとんど、突然死のような状態で、
飼い主さんも、なんの心の準備も出来ず、
旅立ちを呆然と見送ることになってしまいました。
それから3ヶ月が経って、
新しい子と暮らすことを決められたようです。
「いつまでも泣いていても仕方がないからね」と、
言われていました。
お母さんが笑って過ごしていくのを、
○○ちゃんは望んでいるんですよねと、
私も言う事が出来ました。
新しい子と暮らすことが、
前の子を忘れることじゃなくて、
前の子をしっかりと胸の奥に憶えていて、
そうやって暮らしていくことなんだって、
教えてもらいました。
肉体の死は決してすべての終わりではないけれど、
今、生きているっていうことに、
やっぱり、たくさん感謝したいと、
そう思える時間でした。
今日もまた、お読みいただきまして、ありがとうございます。
いっぱいのLOVEをこめて