お彼岸の調査員

今日は彼岸明けですね。昨日が彼岸明けだと勘違いしていて、明けちゃったのに、久しぶりに「ロンちゃん」と10年前に旅立った愛犬の名前を呼びたくなるなあと思っていました。

旅立った人も動物も、いつでも、お名前を呼んでください。呼びかけられると嬉しいものなのです。

お彼岸の仏教的なことは置いておいて、今日は、亡き方々に関するお話をしていきます。

春と秋のお彼岸。春分と秋分という季節の変わり目を挟む１週間ですが、この期間は、あの世からのチェックがあるとしたらどうでしょう。

そんなこともあるのかもしれないな〜、くらいの気持ちでお読みくださいね。

彼方の世界とこちらの世界の壁が薄くなっているこの時期に、どれどれとばかりに、旅立った方々が、こちらの私たちの様子を確認しているかもしれません。

生まれ変わってしまっていたとしても、魂の一部が、この時ばかりは調査員として活躍するのかもしれません。

１年に２回あるお彼岸を利用して、チェック用紙あるいは端末などを持って、私たちのあれこれを確認に来ているとしたら、どうでしょう。

もぐもぐとおはぎを食べているすぐ横で、立派な調査員として、チェックしているとしたら？

• 元気に過ごしているかな。
• 自分の旅立ちの後、激しい感情に襲われていたけど、ちょっとは落ち着いたかな。
• ご飯をちゃんと食べているかな。
• 運動も適度にしているかな。
• 閉じ籠もっていないかな。
• 誰かと笑い合う時間はあるかな。
• 楽しいこと見つけているかな。
• 自分がいなくなったけど、訪れる季節を楽しんでいるかな。
• 季節の変わり目には調子を崩しやすかったけど、最近はどうかな。
• 優しすぎるから、いろんなもの引き受けがちだけど、だんだんと断ることもできるようになったかな。
• 愛するものをいっぱい見つけているかな。
• 喜ぶことをしているかな。
• 困難なことがあっても、がんばっているかな。
• つらいことがあっても、めげながらも、それでも歯を食いしばって生きているかな。
• 旅立ちはいずれ訪れるものだから、自分を責め続けるのをそろそろ止めているかな。
• しっかり生きているかな。
• 幸せを感じる時間が持てているかな。
• 幸せに暮らしているかな。

ここに挙げたのは一般的なものです。あなたと亡き人や亡き動物さんだけの、特別なチェック項目もあるかもしれませんね。

「どうしよう。チェックできない項目もたくさんある」ということだってあるでしょう。

チェックしながら、自分は今は何もできないけれど、あなたと過ごした時間は掛け替えのない素晴らしいものだから、その時間をくれたあなたが、どうかどうか幸せでいてくださいと願って、次に来る時には、チェックできる箇所が増えるようにと願っているかもしれません。

此方にいるほうが、ずっとつらいことも多いでしょう。生きているって、学びの連続ですから。

それでも、彼方にいる方々に、こちらのことは心配しないで、どうか安らかに過ごしていてください。生まれ変わっているとしたら、新しい生涯を楽しんでくださいと、想っていくのですよね。

お互いが想い想われ、そこには、ただ愛があるだけ。

こちらで生きている私たち、たくさんチェックしてもらえるように、幸せに暮らしていきましょうね。そう願われているのですものね。

今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。

遅くなりましたが、先日は『新月のワーク』にもご参加くださいまして、ありがとうございました。あなたは幸運な人生を歩んでいるのです。信じていきましょう。愛を知っているのですから。大丈夫です。

たくさんの愛と感謝を込めて。

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