毎年の恒例になりつつある『美輪明宏音楽会〈愛〉』に、
行ってきました〜。
会場に入るといつもパンフレットを手に入れるのですが、
今回は、
スタッフの人が、
「美輪さんの直筆サイン入り本を限定販売しています」
という悪魔の囁きに(失礼ですね^_^;)
ついつい釣られてしまい、
ウロウロとそのコーナーに近づいていくと、
目の前のお客さんの「せっかくだから」との、
これまた悪魔の囁き(またまた失礼ですね^_^;)
により、
パンフ以外は買わないと決めていたのに、
本とお金を手にとって、
即買いしてしまいました・・・‥
でも、
美輪さまのサイン入りなんて、
とってもありがたいものなので、
かなりテンションも上がるというものです。
パンフレットを見ながら、
今回の曲目リストを見ていると、
「ヨイトマケの唄」
「老女優は去り行く」(←この唄大好き)はあったけれど、
「愛の讃歌」「花」は見あたらない。
春の舞台が、『愛の讃歌』だったから、
その曲は聴けないかなぁと、ちょっと残念。
でもって、「花」はおそらくアンコールだなと推理。
公演が始まるまで、
いろんな曲がかかっているのですが、
今回は、
なんだか楽しそうな穏やかな曲(おそらく昭和初期の唄)が、
かかっていました。
そして、幕が上がります。
白い羽織ものをお召しになった美輪さまの登場です。
背景には、
とってもメルヘンチックなあったか〜い感じの舞台セット。
画家の初山滋さんの絵がモチーフになっていました。
不勉強なので、知らなかったのですが、
子供の本の画家さんだったんですね。
もっとよく見ていたかったのですが、
何しろその前にいらっしゃる方が尋常じゃないオーラの方なので、
あまりじっくり見ることが出来ないのが、
ちょっと残念でした。
肝心の美輪さまの舞台はというと、
経済は貧しかったけれど心は豊かだった昭和の唄の前半と、
シャンソンの後半の二部構成でした。
「ヨイトマケの唄」で前半が終わるのですが、
この唄が出来た過程を、
あちこちで美輪さまが言うのを何度も聞いているのに、
それでもやっぱり、
いつも感動してしまうんですよね。
唄が終わった頃には、
鼻水まで垂れてきてしまって、
大変でした・・・
休憩が入るので、
会場の電気がつくのですが、
ちょっと恥ずかしいぞ・・・
そして後半へ。
紫色のドレスにお召し替え。
さすが、この色がこんなに似合う方もいないくらいの神々しさ。
後半には『日替わりメニューの曲』というものがあって、
(おそらく)シャンソンの中から、
その時に見合ったものを歌われるようですが、
これが、なんと、
「愛の讃歌」でした。
やった〜〜〜〜〜〜!
江原さんのお話だと、
この歌を歌うときはいつも、
エディット・ピアフが下りてくるけれど、
ピアフがいない時には、
マリアさまが天使と一緒に下りてきた時もあったそうです。
(確か去年は大天使ミカエルとも言っていたなぁ)
どなたでも構わない。
とにかく、
この歌を歌うと、
ものすごいエネルギーが、
美輪さんのこれまたものすごい声量と共に、
会場内を満たしていくんです。
(関係ない話ですが、
個人的には、
声優の野沢雅子さんと美輪さんの、
声量対決って楽しいだろうなぁと、
これまた失礼な妄想をしてしまいます・・・)
気づくと、
最初は、どこか重かった会場内の空気が、
美輪さんの巧みな毒舌がかった話術で、
笑いに変化して、
どんどんと軽くなっていました。
だから、
もう、
失礼な話だけど、
どなただって構わない。
それくらい強烈で愛そのものの歌。
アンコールの「花」もそう。
そして、
最後には、
「生きていると色々なことがあるけれど、
本当に、いろんな事がありますが、
明日からまた、頑張りましょう」
とのお言葉。
はい、自分のやれることを頑張ろうと、
あらためて思います。
まだ書き足りないお話しがありますが、
それは、また明日〜
お読みいただきましてありがとうございます。
天使や精霊たちからのたくさんの愛を
〜 今日のいいこと 〜
☆ 今日もワンコは、楽しそうにお散歩。
☆ 美輪節を浴びたあとの、爽快感。
☆ 生きていること
☆ 音楽を聴くことが出来ること