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『食べて、祈って、恋をして』
この秋、公開される映画の原作、エリザベス・ギルバード『食べて、祈って、恋をして』を読みました。 何かの映画を見た時に、予告でちらっと見ていて、ジュリア・ロバーツのキラキラとした魅力が溢れていて、なんとなくスピリチュアルな映画だなぁと思った憶えがあります。 で、読んでみたら、ピザが無性に食べたくなって、ナポリピザと銘打... -
『トムは真夜中の庭で』
ここしばらくは、漫画もたくさん読んでいるのですが、児童文学もいろいろと読んでいるところです。 その中の一冊、フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』を読み終えました。 読み始めた時は、同時進行で読んでいた漫画が気になっていて、どうも物語の中に入りきれなかったのですが、読み進めていくうちに、お話の舞台となっている庭園が、... -
『久遠の春』
先日読んだ清水眞砂子さんの『本の虫ではないのだけれど』で、紹介してあった本を、色々と読んでいるところです。 今は、ワジム・フロロフ『愛について』を読んでいるのですが、その中で、エルミタージュ美術館の彫刻のことが、出てきました。 「久遠の春」という名前の、素敵な彫刻。 どんなものなのか見てみたいと思いました。 でも、この... -
『チョコレートコスモス』
少女時代を少し思い出しました。恩田陸『チョコレートコスモス』です。 少女の演劇バトルといったような本の説明もあったので、中高生くらいの登場人物かと思って、なかなか読まずにいたのですが、これまで読んだ恩田作品の中で、一番“熱い”お話だったように思います。 某長編演劇マンガを思い浮かべてしまうこともありますが、もっと、熱い... -
『本の虫ではないのだけれど』
新聞広告で気になっていた本、清水眞砂子『本の虫ではないのだけれど』を読みました。 児童文学者・翻訳者として活躍されている清水さんが、たくさんの本を通じて、そこから感じたことなどを色々と書かれています。副題として「日常を散策する Ⅰ」とあるように、地に足の付いた内容で溢れていました。 この本の中で、恩師のように、“美しい...