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『イン・ザ・プール』
先日読んだ本が、とても面白かったので、そのシリーズ(なのかな?)の前作に当たる本を読みました。 奥田英朗『イン・ザ・プール』です。 『空中ブランコ』同様に、神経科の伊良部先生が、大活躍(?)する短編集です。 常人じゃない伊良部先生なので、普通のカウンセリングなんて行わないし、軽犯罪まがいの行動をしたりするし、初めて携帯... -
『空中ブランコ』
これは本当に面白かった〜 本棚からキラッと光っていた本の一冊の奥田英朗「空中ブランコ」です。 なんの予備知識もなく、読み始めたのですが、これは正解だとそう思える本でした。 楽しかった〜 小説を読んで、クスクス笑いを堪えるなんてこと滅多にない経験でした。特に『義父のヅラ』が、、、面白すぎです。 楽しく読んでいく中に心に響い... -
『夜のピクニック』
図書館の本棚には、たくさんの本が並んでいます。 お目当ての本など特になくて、 あてもなく、ただぼーっと、順に本を眺めていると、 そこだけ光っているように感じたり、 なんだか気になって仕方がなかったりするときがあります。 この本もそんな一冊でした。 恩田陸「夜のピクニック」です。 (最近、恩田さんにはまっているのかな?) 運... -
『ユージニア』
なんともすっきりとはしない感覚。 張り切って図書館から色々と、楽しそうな本を借りてきているので、一冊に掛ける時間は、短くと思っているのですが、落ち着かない読了感で、結局、二回読むことになりました。 恩田陸『ユージニア』です。 斜めになった文字や、不思議なトップページ。 ずっと、落ち着かないまま、投げ出されてしまいました... -
『大奥』
今の世の中で、女と男が入れ替わったら、どうなっているんだろう? そんなことを思わせるマンガ。よしながふみ『大奥』です。 赤面疱瘡という伝染病で、若い男が次々と死んでしまい、男が女の四分の一にまで減ってしまった江戸時代のお話。 男子の減少と疫病は、徳川家も無関係ではなく、三代将軍家光も病に倒れ、その影として女将軍家光が誕...