節分になると

お雛様って、いつ頃、飾り始めるのでしょうか?

今日は、節分ですが、この時期になると、
慌ててお雛様を出して飾っています。

大好きだった亡き祖母が買ってくれたお雛様。
親王飾りなので、場所も取らずに飾れるのが嬉しい。

実家に置きっぱなしだったら、
きっと、日の目を見ないまま、
もしかしたら、
人形供養にでも出されちゃったかもしれないお雛様。

それじゃぁ、とっても悲しいので、
幾つになっても、
お雛様を出してきて飾っています。

最近は、年齢を重ねた女性の方が、
自分の分にと、
手頃な大きさのお雛様を買って飾っていると、
聞いたこともあります。

少女の頃、欲しくても買ってもらえなかったり、
戦争で焼けてしまったり。

そんな自分へのごほうびに、
郷愁も抱きつつ、飾るなんて素敵なことですね。

毎年、毎年、箱から出して飾ってから、
お雛様に挨拶をします。

もう40年以上経っているので、
着物の色は褪せてしまっているし、
髪の毛も変なクセが付いているし、
お内裏様の烏帽子なんて、
取れちゃったのでテープでくっつけてるし、
ぼんぼりはロンが小さかった頃、噛んじゃって、
一本しかないけれど、
わたしの大事な宝物です。

なんでも○○女子って表現するのには、
なんだか違和感を感じてしまうんですが、
この節句だけは、
「女の子」を感じていたいな。
それが、年を取ったものであったとしても。

今日もまた、お読みいただきまして、
ありがとうございます。

いっぱいの
大好きとありがとうを込めて!