いぬといのち


先日、図書館の児童書コーナーで、
写真の本を借りてきました。

両方とも動物愛護センターのお話です。

犬たちをおくる日 この命、灰になるために生まれてきたんじゃない』
命の教室 動物管理センターからのメッセージ』
(リンク先は、読書メーターになっています。本好きの方、便利ですよ〜)

わたし、割と本を読むスピードは速いほうなのですが、
この本、何度も何度も泣いてしまって、
なかなかさっさと読めませんでした。

隣にいるカリンの存在を感じながら、
いろんな思いで胸がいっぱいになってきます。

うちのカリンも飼育放棄をされ、
センターに入れられてしまった犬です。

ともnetの方に救い出してもらわなかったら、
その命は、私に出会うことなく、
消えていったかもしれない犬です。

実際に現場でどんなことがあるのか、
仕事をしている方達はどんな想いなのか、
などなど、子供向けの本だけど、
子供にも分かるように書かれているだけで、
大人が読んでも考えさせられるものでした。
ぼろぼろ泣きながらだけど。

愛護センターで働く方達は、
当たり前だけど、「ひと」で感情もある。
大喜びで殺処分なんてしているわけがない。

そうしないで済むように、しつけや飼育相談を受けたり、
体験教室などを行っている。

殺処分しないように、
声を上げて啓蒙活動されている職員さん達もいる。

そしてまた、そこから救い出して、お世話をして、
再び家庭犬として、
新しい家族と暮らすまで保護している方達もいる。

私自身、カリンとの出会いがなければ、
きっと、あまり目を向けなかったのだろうなと思う。
分かっているようで分かっていなかった。

でも、保護犬達を知って、カリンと出会って、
里親になる選択肢って、
とってもいいじゃない♪と思っている。

ワンコたちって、
人がしっかりと色んなこと教えていけば、
それを何とか覚えていこうと、
覚えて喜んでもらおうと、がんばっちゃう生き物。
(覚えるのを、適当にしちゃう横着者もいます。カリンもw)

そんな彼らをHappyにも、Unhappyにも、
わたしたちは、させちゃうことが出来る。

ヒトなんて、
多少、脳みそが大きいだけの違いでしかないのに、
勘違い野郎になっちゃうことがある、
時に愚かな生き物だったりするのにね。

図書館に、多分、
同じような本は置いてあると思います。
ぜひ、犬や猫たちのいのちがどうなっているのか、
そこで働く人の想いはどうなのかを、
あなたも読んで、感じてみてください。

さ〜て、ではまた、
ともnetさんの6月譲渡会情報

6月1日(日) 11時〜16時
可児市のドッグパーク カフェオーレにて、
行われます。

大切に世話されているワンコたちが、
当日、会場で家族を待っています。
保護ワン達の医療費になるバザーも併設されています。

カフェオーレさんは、
ドッグカフェ&ランがあるので、
遊びついでに覗いてみるのもいいですよ〜。

我が家も、カリンと一緒に、お邪魔しま〜す。

なんとな〜く、
重たい記事だったかもしれないけれど、
いのちって軽いものじゃないもんね。

明日は新月。
保護ワン達が早く家族に会えるように、
殺処分がなくなるように、
祈っていこうっと。

今日もまた、お読み下さってありがとうございます。
たくさんの愛を込めて。