7月のイベント案内をしようと思っていますが、
どうしても、
これ、書いておきたいなと言うことで。
幾分、言葉が過ぎる部分があるかと思いますが、
上品ぶってばかりもいられないので(上品ぶっているのだろうか?)
思ったまま、感じるままを言葉にします。
東京都議会でのセクハラやじとも、
性暴力発言とも言われる件について、
ご存じでしょうか。
以前、女性手帳だのなんだのと、
これまた女達を馬鹿にするような出来事がありましたが、
根っこの部分は同じなんですよね。
旧態依然としたオヤジたちの、
女を人として尊重していない考え方。
社会を支える人員を産む道具としてしか思っていない。
言われた側の女達の想いなど、
何一つ分かろうとも、想像しようとも思ってなどいない。
ただの年中発情期のヒトのオスたち。
結婚することもそうだし、
産むこともとてもデリケートな問題です。
私自身のことを書きます。
今年で結婚20年になりました。
諸事情により、
(人の)子供を持たない選択をして暮らしてきました。
その選択は20年ほど前には、
あまり一般的ではなく、
親しい友にも不可解に思われ、
理解してくれないんだなと悲しい想いもしました。
誰にでも積極的に事情を話してきたわけじゃないので、
当然ながら、
結婚→妊娠→出産
というパターンじゃないと、
「子供はいいよ〜」
「親になってからが一人前だよ〜」
「親御さんに孫見せてあげなくちゃ」
などと、まぁ、
余計なお世話発言にもたくさん出会いました。
世の中の風向きが変わってきたのは、
不妊症ということが、
世の中に知れ渡るようになって来た頃じゃないかな。
妊娠&出産ということを、
他人があれこれ言うのは、
ちょっと踏み込みすぎた発言ではないかと、
気づく人たちが増えてきたように思います。
もちろん気づかない人もいます。
『いまだに!』
私は調べてはおりませんので、
不妊症かどうかは分かりませんが、
「産まない」権利が、
まだ権利じゃない時だったので、
ずっと、
自分は人としてダメなんだと想う部分がありました。
割と最近まで。
複雑なんです。
人としてどこかイビツなんだと想う部分があるから、
誰かが妊娠したりすると、
とっても複雑な感情になるのです。
おめでたいことなのに祝う気持ちが湧いてこない。
そう思うと、さらにドーンっと落ち込んだり。
ただ、私、子供は好きなのです。赤ちゃんも。
だけど、その矛先が、
自分の方に向いてきそうになると、またドーンと。
なので、ネットを始めた20年前頃には、
「子供のいない主婦」同士で、
チャットなどをよくしていました。
同じような人が、身近にいなかったから。
誰も何もそれほど言っていないのよ。
それでも、ずっとどこかで、
被害妄想があったのだと思います。
妊婦さんは眩しすぎるし、
自分への否定感が増すから苦手でした。
そして、それからやっと解放されてきたのは、
40過ぎかな。
私は今年48になるのだけど、
さすがに更年期世代になると、
もう、誰も何も言えないもんね。
妊娠&出産が、本当の意味での他人事になった。
やっと、妊娠した方、よかったねと、
素直に思えるようになった。
産む産まないことから解放された。
恥ずかしいし、情けないけど、私の真実。
でも、みんないろいろあるのですよね。
産んだ側だって、一人を命がけで産んだのに、
「次は?」
「一人っ子じゃ可哀想」
「二人より三人よ」
「(三人産んだら)よく三人も産んだね〜(大変よね。生活が)」
と言う目に遭うらしい……
そしてまた欲しくて欲しくて、
お金と時間と体力をいっぱい使って、
治療する人だっている。
色んな事情で諦めなくちゃいけない人もいる。
人生がそれぞれあるように、
産むこと、産まないこと、
子供を持つこと、持たないことも、
本当に色んなことがある。
言うに言えないデリケートなこと。
みんな傷ついてる。
私はもう、この手の話題はへっちゃらと思っているけれど、
どこかでずっと疼いてる。
古い悲しみが疼くことがあります。
腹の皮も面の皮も、どっちも厚い私ですら、こうです。
子宮だけの問題じゃない。
女の身体だけのことじゃない。
ハートなの。心なの。
女にも心があるの。
それを傷つけるものだと気づかない、
大バカ野郎の年中発情期のオスたち、
いつか罰が当たるから。
高笑いしていてもいいけど、
因果応報ってこと、これもまた真実だから。
女達を蔑むのは、
自分の魂も蔑んでいることと変わりないのだから。
え〜、
癒しを行う人間ですが、
そんなことよりもまず、
わたしはわたしに正直にありたいし、
出会う人にも正直にありたいので、
今、思うことを書いていますので、
不快に思われる方、すみません。
でもね、
こういう痛みを知っていると言う事は、
誰かの痛みも分かるってこと。
人生はすべて学びの場。
今日もまたお読みくださってありがとうございます。
たくさんの愛と光を。
傷ついた女達に、
マリア様からのたっぷりの愛を。

おまけ:
本日は、お目汚しいっぱいなので、
昨日撮影した、雨に打たれた蓮をど〜ぞ。
ハート、愛でいっぱいに。

