『黒蜥蜴』

名古屋は昨日、夏日でした。
でも、今日の北海道は暖房を入れているとか。
日本も狭い国土なのにやっぱり広いんですね。

では、美輪様の舞台のお話を。

私は『黒蜥蜴』を見るのは、初めてなので、ワクワクいっぱい。
といっても、下の記事に書いてあるように、
この舞台の直前に被災地の子どもたちの書を見ていたので、
心はちょっとざわついていたりしました。
だけど、美輪様。
心を切り替えて、存分に「美しいもの」を堪能しないと!

パンフレットの表紙です

パンフレットと一緒に黒蜥蜴のタトゥーシールが売っていて、
思わず買いそうになった…。

毎度お馴染み撮影コーナー
お人形の下に、ちゃんと美輪様のマークがあります

この撮影コーナー、
毎度毎度、みなさん写真に撮っているけれど、
美輪様の舞台をご覧になる方は、
みなさん品のいい方ばかりなので、
ちゃんと気持ちよく、
順に並んでいらっしゃいますのよ。(←なぜか、私も品良く)

音楽会も3時間近くありますが、
舞台も、途中休憩を2回入れて、3時間の予定です。
濃厚な時間。

会場に入って驚いたのは、
緞帳に蜥蜴のシルエットが浮かんでいたこと。
全体が上手に撮れなかったのですが、
雰囲気伝わるかしら?

左下
右上

そしていよいよ美輪様&乱歩&三島ワールド。
このお三方なのだから、美しいに決まってますわ。

明智小五郎役の木村彰吾さんは、
ドキドキするくらいのいい声の持ち主で、
その上、舞台映えする長身なので、
見ていて気持ちいい。
明智小五郎っていうと、
天知茂さんのイメージが強い世代だけど、
溌剌とした明智さんもまた素敵だな。
手足長い人って、本当に綺麗ね。

早苗役の義達祐未さんもチャーミングだったなぁ。
テンポが緩やかで、恥じらいがあるという、
昔の映画などで見られるお嬢様の上品な話し方、
それが良かったなぁ。
やはり、早口で大声ではダメなのね(→私….)

そして、もちろん、あのお方。
ただただ、圧倒されるお姿でしたわ。

途中で、役者さんたちが、
会場から舞台に上がるという演出があったのですが、
その時、
美輪様との距離5メートルもないくらい。
歩いている横顔を見たのですが、
なんていうのかしら、
半端じゃないオーラが出ていらっしゃいました。

普段はステージの上にいらっしゃるから、
正面のお顔ですが、その時は、横顔。
演じているとは言え、また雰囲気が違っていて、
なんていうのか、
「素敵なものを見てしまったわ、わたくし」
という感じです。

そして、
美術にものすごい気配りをされている、
美輪様ならではの豪華さは、
三幕目の恐怖美術館に1番顕著に表れていました。
(ほ〜〜〜〜〜〜っ)と幕が上がった時に、
心の中でため息をついたほどです。
同様の方は沢山いらっしゃったようで、
ため息のような気配があちこちでありました。

またまた
「素敵なものを見てしまいましたわ、わたくし」
と言う気分です。

幕が下りる際には「ブラボー」がお約束なので、
わたくしも「BRAVO」と大きな声で言いましたわ。

カーテンコールもいつもよりも多かったです。
美輪様が帰られて、
木村彰吾さんだけステージに残っていらしたのは、
お茶目さんでした。
もちろん、その後から、ちゃんと登場なさっていましたわ。

最後に、
投げキッスを木村彰吾さんがされていて、
そこで恋に落ちるかと思ったくらいですわ。

美輪様は舞台が終わる際には、
感謝の気持ちと、
すべての方達への愛をギュッと表現されるのですが、
(ギュッと言うより、ふんわりギュッとという感じ)
それでパワーいただけた感じがするし、
こちらこそありがとうございますという感じで、
本当に、
心も目も、沢山の美しいもので一杯になります。

素晴らしい時間でした。

お読みくださってありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。
Love & Hug Hug

〜 今日のいいこと 〜
☆ 今日はお散歩まだです、もうちょっと後かな。
  近頃は、少し歩くのがゆっくりになっています。
☆ 4日ほどロンのお通じがなかったのですが、今日は出た♪
☆ ラベンダーの鉢を買った。枯らさないように….
☆ たくさんの方からの、たくさんのいろんなサポートを、いただいてること。
☆ 生きていること