カレー鍋から

前の晩に水に浸していたカレーの鍋を洗いながら、
これって、そうかぁと納得することがありました。

我が家の場合、
一度に作るカレーはかなりたくさんです。
大人二人しかいない家族なのに、
10人前以上は作っています。

そして、ひたすら何日か続けて、カレー三昧。
(手抜きともいいますが……)

そのため、毎日かき混ぜていても、
鍋の底にはカレーがこびりついてしまって、
すぐには取れません。
だから、水に一晩ほどつけておく。

それ自体は、なんてことのない日常の家事です。

鍋をごしごしと洗いながら考えたのは、
汚れがあっても、
《時》を経れば取れやすくなる。

でも《時》だけでは難しい。
この場合は《水》が「溶剤」として必要。

《時間》と《(目的物を溶かすための)溶剤》が、
澱みを取るには要るんだなぁと思ったとき、
ストンと、腑に落ちたのです。

それは“心”の中の、
いろんなものを解放するときにも必要なものなのだと。

時は偉大なヒーラーだと思います。

どんな感情も、時が経てば、
ある程度、変化させていくことが出来ますよね。

でも、時だけでは、駄目なこともあります。
時をサポートしているのが、
いろんな癒しであったり、音楽であったり、
趣味であったり、人であったり、動物だったりする。
何らかの他からの働きかけなのではないでしょうか。

その働きかけは“愛”なのかもしれません。

それぞれの相乗効果によって、
不必要なエネルギーや感情から、
解放されていくこともあるんだなと、
鍋をごしごししながら思いました。

いろんな事を学ぶことって、
日々の暮らしの中にもたくさん出会えるんですね。
光の存在たちに、感謝です。

今日もまたお読みいただきまして、
ありがとうございます。

いっぱいのLOVEが、降り注がれるように祈りを込めて☆