ふたりのこども

イーココロというサイトからのご縁で、
チベットに里子が二人います。

中学三年生の女の子です。

チベットでは、(全域ではないのかもしれませんが)
中学になると寄宿舎で生活をします。
学費は、無料になりましたが、
寄宿舎代や食費などは親の負担です。
現金収入がほとんど無いチベット農民にとっては、
それはとても大変なことです。

中学までは、義務教育なので、
借金をしたり、
お金の工面をして通わせているそうです。

それもままならない親御さんもいます。

そんな手助けをしているのが、
チベット・スノーライオン友愛会&日本カム基金さんです。

チベットの子供は、
そういう家庭環境から勉強をしに来ているので、
とても勉強熱心です。
というよりも、勉強することに飢えているような感じです。

そして、とても、まっすぐ。

たまに、お手紙をくれます。
たくさんの感謝を書いてくれます。
学校の様子も教えてくれますが、
こちらの幸せもいつも願ってくれます。

Eメールが主流となる生活をしている今、
手紙を書くことから離れています。

だから、余計に、お返事がなかなか書けない。
情けないです。

子供達が思ってくれるほど、
立派な人間ではありません。
きっかけを与えてくださった、国際NGOの団体があってこそ。

それにこちらも沢山のものを貰っています。

誰かのために何かをして、
それが偽善だとしても、
循環していくうちに、
両方とも温かいものに包まれていく。

ヒーリングと同じだなと思います。
ヒーリングをしているのに、
こちらも癒されている。

こんな素敵なこと、
たくさん、教えて貰いました。

やっと、今日、
お手紙を書くことが出来ました。
もうじき卒業なので、
おそらく最後の手紙になります。

ありがとう。

今日は、やっと、やるべきことができました。
ありがとうございました!