ポランの広場のお料理教室

名古屋市名東区一社にある「ポランの広場」での料理教室に、
先月から参加しています。
ビギナーコース6回のうち、先日、前半の3回が終わりました。

こちらのカフェ、雰囲気も良くて、ごはんもおいしい。

私はヴィーガンではないけれど、
肉は食べないし、カフェインも摂らない主義なので、
ベジで美味しい物を出してくれるお店は最高に嬉しいのです。

そんな素敵なカフェで、
お料理を教えて下さるなら参加しない手はないと思って、
申し込んだのです。

そして、参加してみて、
のっけから心の中でガッツポーズ。

「理(ことわり)」
まずそこからなのです。

「料理」とは「理をはかること」
「ことわり」ですって〜!

最近では先生、多方面でお忙しく、
続編の噂を聞かないのですが、
私、京極夏彦先生の『京極堂シリーズ』が大好きなのです。
ご存じの方、いらっしゃるかな。
それこそ陰陽道など出てくるわけです。

そうなの。「理」なのです。
もう「はは〜っ」って感じです。

一般的なお料理教室では、中々出てこない、
いやぁ、おそらく出てこない、
このような言葉、概念からの講義。
そう、講義なの。

メニューがあって、今日はこれを作りますから、
まず、こうやって切ってとか、炒めてとか言う技術ではなくて、
もっと深い所からのお話しが主なのです。

かといって難解な言葉の連続ではなく、
あくまで「理」の範囲でのこと。
そしてそれは、
また「命」へと通じていくもの。

これまで3回通いましたが、
「命の持続」「命を繋いでいく」
この言葉も大切なものでした。

野菜がいつ育ち、どう成長してきたか。

蓮根の連綿と続く命の営みは、
根っこのそばの小さな蓮根にも表れていて、
それが「かわいい」と言う先生。

どうやら、
野菜フェチではないかと言うくらい、
野菜のちょっとした姿形を愛おしんでいらっしゃる。

「命」
野菜を含めたあらゆる命を、
愛おしんで生きていらっしゃったんだなと感じました。

そして、これから生きていく命もまた、
大切に愛おしく思って、繋いでいく手段を、
方法を、想いを、心意気を伝えて下さっているんだなと、
感じています。

だから、参加して良かったな、
ありがたいなって思っています。

私も、生きること、暮らすことを、
大切に愛おしく思っているから。

だけど、知らないことなんて、
まだまだたくさんあって、
こうやって教わって、成長していけるんだなと、
感じています。

ヨーガもそうなんだけど、方法も大事。
だけど、
そこに繋がる知恵というものも、
知っておきたいなと想うのです。

魂が、ハートが、それを求めるんだろうな。

とはいえ、お料理の基本、重ね煮の方法など、
ちゃんと方法も学んでいます。

大切なことはシンプルなように、
とっても簡単に出来る方法で、
今まで、お料理ってあんまり好きではなかったのだけど、
(主婦歴20年近いけど…..)
やっと、
お料理って楽しいなと思えるようになりました。
何かを学ぶ、いくつになっても嬉しいことですね。

あぁ、食欲の秋、
ばんざ〜〜〜〜〜〜い!

今日もまたお読みくださってありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を込めて。

〜 今日のいいこと 〜
☆ ついについに『東京バンドワゴン』本日ドラマ開始。
☆ そして翌日、原作者の小路幸也先生のトークショー。
  ありがたや。
☆ 「今、ふくしまは」と言うイベントで、飯舘村のお母さん達のお話しを聞く。
  色々感じること多くて、頭を整理して、また書きます。
☆ 熱田神宮にて、お日さまの神々しい光。(加工していません)