おばあさんと女の子

先日、ムテンと公園のベンチで休んでいました。

近くのベンチには、
楽しそうにお話ししている、
おばあさんと小学生の女の子がいました。

その日は湿度が高かったので、
木陰のベンチで風を受けているのは、
とても気持ちよくて、
ただぼーっとしていました。

途中、楽しげな会話が聞こえてきました。

ふと思い出したのは、
私にはああいう体験はほとんどないなぁ、
ということでした。
祖父母は離れた所に住んでいたので、
ゆっくり話すという時間が、
ほとんどありませんでした。

だから、
いい時間を過ごしていて、
素敵だなぁと思っていました。

しばらくして聞こえてきたのは、
何度も「ありがとう」というおばあさんの言葉でした。

その後に「お名前は?」というものでした。

あら?

てっきりおばあちゃんとお孫さんだと思っていたけど、
通りすがりの2人だったのですね。

とっても和やかに、自然に、楽しそうに、
ベンチに座り込んで会話していたので、
ついつい肉親だと思っていましたが、
違っていました。

やがて、お話も終わったようで、
おばあさんと女の子はベンチから立ち上がり、
別れを告げていました。

その後、
まだのんびりと座っていた私たちの所に、
女の子が通りかかりました。

どうやらムテンは、
お話をしていた2人を眺めていたようで、
「ずっと見ていたなぁ。いい子やなぁ」
(三重弁です。ニュアンス伝わるかしら)
と話しかけてから、手を振って、
向こうにいる友達の所へと戻っていきました。

いやいや。
「いい子やなぁ」って、
この女の子のことですよね。

見知らぬおばあさんと楽しそうに会話をして、
おばあさんも嬉しそうだったし、
ムテンにも声を掛けてくれるし。

もしかすると、
いろんな人と関わり合って、
暮らしている女の子なのかもしれません。

核家族というよりも、
多くの大人に触れあうような環境で、
育っている子なのではないかなと。

あまり構ってもらえない場合、
人恋しくて、
まとわりついて離れないという子どももいるけれど、
人との距離の取り方が絶妙だから、
関わり合う人が多い子なのではないかと、
何となく思ったのでした。

人の姿を借りて地上に現れる天使もいるので、
そういうおひとりだったかもしれませんね。

暮らしの中には、素敵なことがいっぱいありますね。

あなたの暮らしの中にも、
きっと、あたたかく優しい出来事、
いっぱいあるのではないでしょうか。

さて、
ご挨拶が遅れましたが、
昨日までの『満月の癒し』にご参加くださいまして、
どうもありがとうございました。

こんがらがったもの、
どんどんと、解されていきますよ〜!
楽しみにしていきましょうね。

今日もまたお読みくださいまして、
ありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。

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