亡き方がくれる考える機会

今日はとても驚いたことがありました。
ロンとカリンとデンデがお世話になった獣医さんが、
先月、急逝されていたのです。

とても勉強熱心の熱い志を持った、
親身になってくださる素敵な先生でした。

なので、しばらく呆然としていました。

先生は私とほぼ同年代で、
お子さんはまだ小学生なので、
ご家族にとっても、
おつらいばかりかと思っています。

動物たちにとっての最高最善の医療を求めて、
日々、研鑽を重ねていらしたけれど、
自分の体は二の次というところがおありだったのかな。

どこかに爆弾抱えているとお伺いしたことがあります。
冗談なのか本気なのか、
「いきなりポックリ逝っているかも」と、
聞いたこともありました。

生き急がれてしまったのかな。
とても悲しいです。

私は、
旅立った動物さんたちともお話しする機会があり、
同様に、旅立った魂と触れることもあります。

スピリチュアルな存在や、
この世の師たちのおかげで、
死生観も持っています。

だから私にとっては、
「死」は、
恐ろしいものでもなく、
忌むべきものでもなく、
厭わしいものでもないと思っています。

魂にとっては、
肉体からの解放という面を持っていることも、
知っています。

それでも悲しいという気持ちはあります。

そしてまた、
死は厭わしいものではないと分かっていても、
突然に亡くなられることがあると、
感じるものもあります。

父が死んだ時に、
人も動物も、
その死(死に様)も含めて、
周りに何かを教えてくれていると思っていました。

死は生を見つめる最大の出来事なのでしょう。

お世話になった獣医さんは、
とにかくがむしゃらで、
もうちょっとペースを落としてもいいのじゃないか、
無理しすぎじゃないか、
私はそう思っていたくらいだったので、
もしかすると、
生き急いでいらしたのかもしれません。

そういう人生を歩んでいた方から、
何を感じる?
何をしていきたい?
どう生きる?
などを問われ、
考える機会をいただいたと思っています。

何が正解かということではありません。

どう生きていくのか、
それを考える機会をいただいたことが、
亡き方への感謝とご冥福を祈る気持ちにも、
繋がっていくのではないかと思うのです。

ただ、
少しだけお節介オバちゃんになって、
言わせてくださいな。

生き急いでいる方へ。

いつかは誰もが旅立ちの時を迎えます。
焦らなくても、その列に入ることが出来ます。
だからどうぞあなたのスピードを、
ほんのちょっとでいいから、
落としてみてはどうでしょう。
少しペースを緩やかにしてみてはいかがでしょう。
あなたの生き方を選択するのは、
あなた自身なので、
他人が口出しできることではないけれど、
それでも慌てて生きなくても大丈夫だから、
生き急ぐことを緩めてみることも、
お考えになってみてはどうでしょうか。

勝手な想いですけれど。

どうぞあなたも、ほどほどに、
たくさん人生を楽しんでいくことを、
選択なさってみてはいかがでしょうか。

こちらもまた野暮な提案でしたね。

本当に、死というものは、
いろいろなことを考えさせてくれる、
人生最大のテーマですね。

今日もまたお読みくださいまして、
どうもありがとうございました。
たくさんの愛と感謝を。

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