
今日は、親孝行のデンデのお話を聞いてくださいませんか。
デンデが旅立って、そろそろ1年になります。先日、一周忌の法要も行いました。昨年は、前年の終わりに父が緊急入院をし、危険な状態になっていたので、お正月らしさもない慌ただしい年明けでした。
一時は危なかった父がだんだんと落ち着いてきた頃、今度はデンデが調子を崩しました。以前、急性腎不全を患った時にダメかもと思ったこともありましたが、治療を続けながらカリンと楽しげに暮らしていました。
カリンが亡くなってから、なんとなく気力が弱くなってきている感じがありました。めちゃくちゃ仲良しさんではなかったけれど、やっぱり仲良しさんだったのでしょう。寂しかったんだろうな。わたしもそうだったけど。
11月にカリンが旅立ち、12月頃にデンデは内臓の数値が悪くなってきました。1月に入ってしばらくすると、父の具合がだいぶ落ち着いてきた頃に、デンデが危篤に陥りました。そして、父の入院先に寄らなくても大丈夫な時期に、デンデは旅立っていきました。
これが少し前(父危篤時)でも、もう少し後(父死亡時)でも、私にはきついものだったと思います。
それが「今なら大丈夫」という時に旅立っていきました。
今、あらためて考えると、なんて親孝行な子なんだろうと思っています。デンデのお葬式が済んでからは、すぐに父の付き添いだのなんだかんだで、しっかりと悲しんであげられなかったのが、ちょっと不憫だなとも思っていますが。
旅立つ時や旅立ちに向けてのタイミングってあるのでしょう。
旅立ったその瞬間に立ち会っていなくても、たまたま家族が全員揃っていた日だったり、たまたまその日だけ予定がなかったりという体験を伺うこともあります。もちろん、そんな都合良いことばかりではないと思います。
ただ思うのです。愛する者は愛してくれる者のことを思って、なんらかの奇跡的なことを最後にプレゼントしてくれるのかもしれないと。それがどういうものなのか、自分の希望通りではないこともあるでしょう。
だけど、悲しい時間の後から振り返ってみたときに、旅立っていった方々の愛のギフトに気づいていくかもしれません。私も後から気づきました。
今ならいいという時を、デンデは選んだんだなと思うとその親孝行っぷりがありがたいです。
最後にもう少し。
亡くなった人のこと、亡くなった動物さんのこと、忌むべきこととして語るのを避けることはしなくていいと思います。死は悲しいものでもあるけれど、誰もに訪れるものであり、あなたとその方々との間にある大切なものは、ずっとあなたの心に存在し続けています。
亡くなった方の話をすることは、彼らとの絆を感じて、心の中で遊んでもらうことにもつながります。
死んでいたとしても消滅したのは肉体だけです。愛も絆も消え去ってはいないのです。穢れでも何でもないのです。だから機会がある時には、自然に語ってみてもいいのではないかと思っています。
今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と敬意をあなたに。
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