亡くなったRちゃんが教えてくれたこと

先回からの続きを書いていきます。もしもお読みじゃなかったら、そちらを先にお読みいただけるといいかもしれません。

亡くなった動物と話すって聞くと「???」ですよね。そうだと思います。それでいいんです。

動物と話す(アニマルコミュニケーション)時、その動物さんの魂(深い意識と言った方が分かりやすいかな?)とお話をしています。

魂は簡単には消えたりしません。連綿と続く生まれ変わりの中で、入る肉体は変わっても、魂は変わらず存在しています。

亡くなった動物さん達とお話ししたいという方々は、おそらく、魂の存在をおぼろげでも理解なさっているのではないかと思います。前置きはこの辺で。

今日は、大切な家族を亡くされた方の心に届くといいなと、全文掲載を快く承知してくださった飼い主さんのご厚意で、あるワンちゃんのお話をお伝えしていきます。(このブログでは編集をしておりますので、全文ではありません)

旅立っていってから1年ほど経ったRちゃんは、少し寿命が早かったのです。そして、最期のひとときは、決して安らかなものではありませんでした。

そのことでつらい思いをなさっていた飼い主さん。それも含めて、掲載を許可くださったことに心から感謝いたします。

とても大切なことが、この会話には込められています。人や動物という枠から脱けて、ただそこにある『愛』があなたの心に届いていけばと切に思っています。

肉体がなくなったとしても、愛だけは続いていくと言うことを感じていただけたらと思っています。

会話の最後のあたりに、とてもステキなことも教えてくれているんですよ。ぜひ、最後までお読みいただけたら嬉しいです。

Rちゃん、ありがとう。あなたからの愛は、みんなに届いていくからね。

Rちゃんのお母さん、本当にありがとうございます。きっと、悲しみを抱いている方や、生きるのにつらい想いを抱えていらっしゃる方へと届いていくと思います。どうもありがとうございます。

お客様:柴mixのRちゃん

おどり

今は、苦しいことやつらいことはない?

Rちゃん

うん。大丈夫。まったくないよ。快適。

おどり

そう?

Rちゃん

うん。こっちではね、病気もないよ。体の不自由だった子たちもね、みんな、不自由なことなくなって、元気に過ごせるんだ。

おどり

そうか、よかった。Rちゃんは、私のところに生まれてきて、幸せだったのかな?

Rちゃん

そんなこと聞く?

おどり

ええ、知りたいわ。

Rちゃん

そんなの決まってる。

おどり

決まってる?

Rちゃん

うん。しあわせに決まっているよ。あたりまえだよ。

おどり

どうして?

Rちゃん

ぼく、愛されたんだよ。とってもね。そうでしょ?

おどり

そうね。

Rちゃん

とっても愛されて、甘やかされて、たぶん過保護なくらい(笑)とっても大事にされたからね。これで、しあわせじゃないなんて言える?

おどり

言えないわね。

Rちゃん

そうでしょ?

おどり

ええ。

Rちゃん

だからしあわせだったんだ。

おどり

そうか、それを聞いて安心したわ。私たちもとてもしあわせだったのよ。

Rちゃん

うん、知っているよ。

おどり

家族みんな、Rちゃんがいないから寂しくて仕方がないんだよ。

Rちゃん

うん、そうだよね。ごめん。これは決められたことだったんだ。

おどり

なにが?

Rちゃん

ぼくの寿命だよ。

おどり

ちょっと早かったよね?

Rちゃん

うん、少し早いよね。

おどり

そうよ。

Rちゃん

うん、ごめんね。ぼく決めていたの。

おどり

なにを?

Rちゃん

人間の中で暮らして、たくさんの愛情を受け取ることを。

おどり

それは受け取れた?

Rちゃん

うん。ぼくが考えていたよりもずっと受け取れた。

おどり

でも早くない?

Rちゃん

そうだね。ちょっと早いよね。 ただ、短い間でもたくさん受け取れることを知りたかった。

おどり

どうして?

Rちゃん

ぼくね、この家に来る前、生まれる前のことだよ。その時も短い命だったんだ。

おどり

そうなの?

Rちゃん

うん。その時、短い命で愛情を受け取ることが出来なかった。短いと、何も受け取れないのかって絶望したんだ。

おどり

そうだったのね。

Rちゃん

うん。でも、諦めちゃいけないって、希望を託してみようってそう思った。

おどり

うん。

Rちゃん

それで短い間でも、愛を受け取ることが出来るのか、やってみようと思ったんだ。

おどり

で、それは出来たのね?

Rちゃん

うん。ばっちりだよ。それにね、ぼく、思った以上にたくさん受け取れたんだ。

おどり

どういうこと?

Rちゃん

人間の家族、犬の家族、たくさん周りにいて、それ、ものすごくラッキーなことなんだ。

おどり

そうなの?

Rちゃん

うん。飼い主が1人の時もあれば、一人もいない子もいるよね?

おどり

そうね。

Rちゃん

それを考えたら、ぼくはとてもラッキーだったんだって分かったよ。

おどり

そうなのね。

Rちゃん

うん。だからね、寂しくさせてとっても悪いけれど、ぼくはとってもしあわせで、生まれてきた目的も果たせてこっちに来られたから、喜んでほしいんだ。

おどり

そうか、そうだよね。

Rちゃん

うん。

(中略)

おどり

病気になって治せると思って入院したり、薬を飲ませたのに、治せなくてゴメンね。最期は、ものすごく苦しい思いをさせてゴメンね。私(飼い主さん)のこと、怒っていない?

Rちゃん

うん。最期の時は、体は苦しかったよ。でもね、これはぼくの苦しみ。かあちゃんのせいじゃない。

おどり

後悔してるの…

Rちゃん

うん、でもね、これもぼくの運命だったんだ。苦しい時あったけど、たまに体から離れることが出来たから、ずーっと苦しかったわけじゃないんだ。

おどり

そうなの?

Rちゃん

うん。体から抜け出すこと出来るんだ。

おどり

そうか。それでもって、考えるわ。

Rちゃん

うん、ごめん。だけど、精いっぱいやってくれたよね?

おどり

そのつもり、そのつもりだけど。

Rちゃん

やってくれたんだよ!それで充分。 ぼくは今、そこ(=苦しんでいる状態)にはいないよ。とてもしあわせなことしか、覚えていないよ。
(中略)

おどり

いつか、私が虹の橋を渡った時に逢えるかな?

Rちゃん

それは分かんないなぁ。ぼくも新しい命になっているかもしれないんだ。 そうすると、かあちゃんには逢えないかもしれない(笑)

おどり

どうして笑うの?

Rちゃん

うん。だってね。こっちに来ると、みんな同じなんだって言うのかな? ひとつの存在なんだって言うのかな?繋がっているって言うか、そういうものなんだ。だから、(今の)ぼくのままじゃないかもしれないけど、 いつかきっと、また、逢えるの。ぼくたちは繋がっているんだから。

おどり

そう、じゃぁ、逢えるのね。

Rちゃん

うん、いつかね。

おどり

他に何か伝えたいことはある?

Rちゃん

みんないつかは死ぬからね。だから、命のことで悲しみを持ち続けないで。悲しみなんて、もう終わっていいんだよ。
そしてね、ぼくたちが楽しく過ごしたことだけ、どこかで覚えていてほしい。いろんな景色を見たこと、四季の移り変わり、いろんな匂い、そういう楽しい思い出を想っていてほしいんだ。
ぼくを思い出すのに、哀しみや痛みを思い出さなくていいんだよ。苦しみの時は、終わっているから。ぼくはそこにはいないから。ぼくはしあわせに、こっちにいるから。

おどり

ええ、分かったわ。ありがとう。

Rちゃん

うん、おぼえていてね。

おどり

お話ししてくれて、ありがとう。

Rちゃん

うん。みんな大好きだよ。 たくさん大切にしてくれて、ありがとう。

おどり

こちらこそ、大好きよ。そちらでがんばって。

Rちゃん

うん。

以上になります。お読みくださいましてありがとうございました。

たくさんの愛が、あなたとあなたの大切な方や動物に贈られていきますように。

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