美輪さま講演会 後編

サイン本いろいろ♫
ごきげんよう、紳士淑女のみなさま。

今日もまた、
美輪様の講演会のお話にお付き合いくださいましね。

お話は、生活のことについて及んでいきましたの。
一部、羅列のようになってしまいますが、
なるべく多くのことをお伝えしたいので、
文脈がおかしい部分など、
あなた様の綺麗なお目々を、
ちょっとだけ瞑ってくださいましね。

生活とは、
「生きることを活かす」ということです。

ただ生きているのではなくて、

活かしていくのです。

文化を上手に取り入れて、生活することです。


日本ながらの美しいものがたくさんあるのですから。

当日はこんな感じでした。


衣食住で言えば、

衣に当たるものは、
ちょうどこの花(壇上のものです)のような明るい色を着ましょう。
植物に、黒やグレーをしたものはございません。
命のあるものを参考にしてくださいね。
黒やグレーは闇の色です。
黒を着なくてはならないときは、
赤い下着などを着てくださいね。
赤や金色は、生命力の色ですから。
生命力にもっともあふれたものを「黒ちゃん」とは呼びませんよね。
「赤ちゃん」と呼びますでしょ。

食べることに関しては、

私(美輪様)はお肉を少量いただきます。
草食動物と肉食動物を比べると分かりますが、
どう猛なのは肉食で、穏やかなのは草食です。

住むことに関しては、

お部屋に無機質な物は置かないほうがいいでしょう。
美しい文化をお部屋に。

恐れではなく、

『畏れ』を持たないと、人は増長します。
謙虚な気持ちを持っていくことが大切です。

いじめ(虐め)をなくすのなら、

その言葉自体をなくすべきです。
言葉が軽く思えると、行為も軽いものだと勘違いするので。
万引きも、泥棒と同じです。

人との関係は、言葉によって作られます。

カッとなることは誰にでもあります。
そのまま人にぶつけるのではなくて、
自分が信じている念仏でもお経でもでも、
なんでもいいので、
(南無妙法蓮華経などの簡単な言葉です)
少し唱えて、それから人を叱ったりしましょう。
気持ちをそのままぶつけて怒るのではなく。

人と人との距離は、
丁寧な言葉で、培われていきます。
親子間でも同じです。
丁寧語、謙譲語、尊敬語。
こういうものが廃れていってしまっている中、
『花子とアン』ではたくさん使われていて、
そういう言葉はどこで学べるんですかと、
聞かれました。

丁寧な言葉で親から対応されると、

子供は人格を認められ、
尊重されていると自覚するのです。

壮士の言葉に、

「君子の交わりは淡きこと水のごとし、
 小人の交わりは甘きこと醴のごとし」
とあるように、
全部見せ合ってベタベタとおつきあいするのではなくて、
水臭いと言われようとも、
「腹六分目」で、
人とお付き合いするのがいいのです。

思いやり、あたたかさ、無償の愛。

大切なものは、これらです。

正負の法則も、覚えておいてください。

正負、プラスとマイナス、
陰と陽、吉と凶。
世の中の法則です。

そして、

「ほほえみ」を忘れないこと。

ここで、美輪様、会場を見渡しました。

今、霊視してみましたら、
ほとんどの方は、微笑んでいらっしゃいますけれど、
中には、微笑んでなるものかと思っている方もいます。
そういう方は「うんこ」です。
「うんこ」だと思えばいいのです。(会場爆笑)

見えないものを見ることです。

見えるものを見ないのです。

また、

自分は人間ではないことを自覚してください。
みなさん、菩薩行で生きているのです。
如来様となるために、
現世で、菩薩として修行をしている身なのです。
加藤菩薩、田中菩薩、鈴木菩薩なのです。

そうして、
美しい微笑みをたたえたまま、
美輪さま講演は終わりの時を迎えました。

列記してしまいましたので、
分かりにくい部分もおありかと想いますが、
そういう方は、
美輪様の著書をご覧あそばせ。
おっしゃっていることは、
ご本にたくさん書いてありますので。

あれやこれやと書きましたが、
何か少しでも、
あなたの心の光となるものがあれば、
とても嬉しゅうございます。

素敵なものは、
共有することで、
みんな豊かになっていきますもの。

さて、
講演会が終わって、出口へ向かう中、
美輪さんの公演に行ってみようかなと言う声を、
ちらっと聞きました。

そりゃぁ、いった方がいいに決まってますわよ。

音楽会の場合だと、
今日、聞いたお話しにプラスして、
お歌、
(それも一曲一曲がひとつ芝居のようです)
も付いてくるのですから。

なので、音楽会って、
とっても素敵な体験だったのですねと、
今さらながら気づいておりました。

大変長くなりました。
お付き合い下さいまして、
ありがとうございました。

明日、満月の癒し、行う予定ですので、また☆

ごきげんよう、さようなら。
愛を込めて。