『天と地の守り人』

ちょっと風邪気味だったので無理をせず、
読みたかった本を読むという、
至福の時間を過ごしていました。

しばらく前から読み進めてきた、
上橋菜穂子さんの『守り人』シリーズ。

今回はその最後の物語(番外編はありますが)、
『天と地の守り人』三部作を読み終えました。

今さっき読み終えたので、
まだ心は物語の世界にいて、ちょっとボーッとしています。

それくらい物語の中に引き込まれてしまいました。

トールキンの『指輪物語』は、
大好きを通り越したレベルにあるお話ですが、
それに匹敵するくらい、
私の中では輝いているお話しです。

女が主役だから、
『ゲド戦記』にも通じるのかもしれないな。

原作者がどちらの性であるのかというのも、
登場人物の表現方法に変化があるんですね。

両方の性を持つ場合は、
どんな物語が紡がれるのだろうな。

マンガでも小説でもシリーズや長編になっていくと、
その登場人物達への思い入れなどが、
どんどん増していきますよね。

この『守り人』シリーズでは、
初め、幼い少年が出てきますが、
彼の成長や困難を切り抜けていく様子を見守る気分は、
もう母親のような感じでした。

私は「読書メーター」というサイトで読書記録をしていますが、
そこでのコメントでも、
わたしと同じような思いを抱いた方はいらっしゃったようで、
みんな母親目線だったのねと、
微笑ましいなぁとも思いました。

これは、読み手の年齢層にもよるのかなぁ。
そこに、作者の想いも感じられるのだけどな。

ともかく、ひとつの壮大な物語が終わってしまって、
まだまだ、放心状態です。
もう一度、最初から読んでみようかな。

さて、心躍らせる次なる冒険の書は、どこに。

今日もまた、お読みいただきましてありがとうございます。
天使や精霊達からのいっぱいのLOVEを!

〜 今日のいいこと 〜
☆ ゆったりと読書三昧できたこと。
☆ ワンコは、今日も走っています。
☆ のんびり、のんびり。