人の意志

ヒーラーというのは、
クライアントさんの「癒されたい」「治りたい」
という気持ちを受けて、
ほんの少しそっと後押しするものなのだと思います。

もしも、当のクライアントさんが、
治す気がなければ、
効果は全くじゃないかもしれませんが、
あまりないのではないでしょうか。

勿論、
すべてが全部そうだと言い切ってしまうことは、
横暴な物言いだとは思います。
でも私は、
その気のないことを非難したいわけではありません。

それよりもむしろ、
人の意志は素晴らしいと思うからなのです。

友人に、練習を兼ねて、
遠隔ヒーリングを贈ったことがあります。

その頃、彼女自身、
新しい職場での人間関係に疲れていた時期でした。

私はと言うと、
最近では、どうしても自分の家庭環境が落ち着かず、
遠隔ヒーリングもほとんど出来ないのですが、
その頃は、ビジョンなども見えて、
何となくヒーリングを送れたかな?と感じました。

まだヒーリングを勉強し始めて、
時間も経っていなかったので、
半信半疑。

でも、友人には届いたようで、
調子が悪かったのが、
少し体調が良くなったと教えてくれました。

正直に書いちゃえば、
『そうかぁ、ちょっとはヒーリングの力が私にあるんだ〜』
などと、自惚れたりもしました。

だけど、それから時間が経って考えてみたら、
彼女の体調が良くなったのは、
彼女自身が〈良くなりたい!〉と、願っていたから。

その気持ちがどこかにあったから、
ヒーリングをしたときに、
天からの癒す力が、
今世の肉体を持つ私の体を通して、
彼女に流れていったのだと思います。

「こうありたい」と思う人の意志は、
とても素晴らしい力を発揮するのですね。

だからこそ、肯定的な言葉を宣言する(=アファメーション)
ことって、とてもパワフルな行為になるのでしょう。

今日は、マンガ話を書くつもりだったのですが、
不思議なことに、この記事の言葉がどんどん浮かんできました。
面白いことです。

今日もまたお読みいただきまして、ありがとうございました。
いっぱいの感謝と愛を込めて。