小路幸也さんって、お気に入りの作家さんになりそうです。
先日読んだ、『東京バンドワゴン』シリーズが、
とっても素敵だったので、
他の作品も読んでみようと思い借りてきたのが、
『そこへ届くのは僕たちの声』です。
ここのところ、気づいたら、
特殊な能力(超能力)を持っている登場人物が出てくる小説を、
何冊か続けて読んでいました。
この本も、
特殊な能力者が出てくるお話です。
少女時代、『七瀬ふたたび』などを読んで、
超能力者に対して憧れと、
能力者狩りなどが行われる怖れと哀しさなどを感じていました。
どうしても、少数となるものに対しては、
悲哀のこもったイメージが、
小説の題材になっていくのでしょうね。
とはいっても、
この本は、
そんな悲哀漂うお話ではありませんでした。
むしろ、あったかいなぁという感じでした。
希望を感じる読了感は、とっても素敵でした。
また他の作品を読んでみたいです。
今日もまた、お読みいただきましてありがとうございます。
いっぱいのLOVEをこめて