灯りを掲げて

昨日の『新月の癒し』にご参加くださいまして、どうもありがとうございます。

ほんのひとときのものですが、月からの癒しがあなたやあなたの大切な方、そしてどこかで痛みを抱えている方の元へと届いていたらいいなと思っています。

今日はまた『今日のメッセージ』からのお話です。

今日のメッセージ（2020/12/15）
あなたの優しさが灯りになる。
あなたの愛が光になる。
あなたの存在が希望になる。
命は、他の命と結びついて、
お互いを高めていきます。
どの命も、
ひとつきりで存在できません。
あなたもまた同じです。
あなたに何かが必要なように、
誰かにもまた、
あなたが必要なのです。

あなたは光です。その光で世界を照らしてください。

いきなりこう言われると戸惑ってしまうことがあるかもしれません。

あなたは灯りを持っています。その灯りを掲げてみてはいただけませんか。

これならいかがでしょうか。

今、これを読んでくださっている方には、精神的な暗闇の中でしばらくの間、過ごしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

わずかな光もない真っ暗な場所にいる時、どれほどの孤独を抱えて絶望的になっていることでしょう。

でも、たとえ遠くだとしても、どこかに光があるのなら、灯りが見えるのなら、それはひとすじの希望となっていきます。最初はとても小さい希望の光かもしれません。光と呼べないほどの小さな粒かもしれません。

でも、自分の中にある勇気を必死でかき集めて、這いながらでもなんとか歩き出して、光の元へと近づいて行くにつれて、少しずつ光は大きくなっていきます。

あなたが掲げてくださる灯りもまた、そういう役目を持っているものです。

光がおこがましいと思うなら、では「灯り」ならどうですか？灯りを掲げるのならば出来そうな気がしませんか？

実際には『今日のメッセージ』でも書いているように、あなたの優しさがひとつの灯りとなっています。

あなたから優しさを分けてもらった方は、そこに光を感じます。あなたが掲げた灯りなのです。あなた自身は、何気ないことだったかもしれません。そういうことの方が多いでしょう。逆の立場を経験したこともあるかもしれません。