判断してしまう時には

では、「今日のメッセージ」からのお話をしていきます。

今日のメッセージ（7/10）

誰かに対し、
やたら否定的に判断しがちなら、
「なぜ自分はそういう判断をするのか？」
を考えてみましょう。
自分を見つめましょう。
もしかしたら、
精神的にも肉体的にもとても疲弊していて、
誰かのことよりも、
あなた自身の癒しが、
必要とされる場合もあるのですから。

何かを判断することや否定的な感情を「してはいけない」ということではありません。

今回のメッセージでお伝えしていることは、何でもかんでも「これは駄目、あれもダメ」というようにとにかく否定的に判断してしまう時についてです。

この場合「どうして自分はそう考えるのか(感じるのか)」と振り返ってみましょう。「どうして自分は否定的な判断をするのか」を考えてみましょう。ケチを付けたくなる時の自分を見つめていくのです。自分の状態を確認するのです。そのチャンスなのです。

もしかしたら、いろいろなことに疲れ果てていたり、問題を抱えていたりするかもしれません。渦中にいて、そのことに自分自身が気づいていないことだってあります。

優しい気持ちを持つゆえに、誰かのことをたくさん気にして、自分を後回しにしてしまい、自分へのいろんなケアが足りていないことだってあります。

みんな完璧じゃないのですから、そういう時はあるのです。

周りや関係ないものに対しても、やたらと否定的な判断をあれこれとしてしまう時には、心や体が悲鳴を上げているかもしれません。だから、そんな時には、ふと振り返ってみるのです。自分を見つめてみるのです。

もし疲労困憊ならば休息をしましょう。たっぷりと休息しましょう。心を優しくするもの、喜ばせるものに触れていきましょう。美味しいご飯も食べましょう。肉体にも心にも栄養を与えていきましょう。

そして疲れ切ってしまって、『愛』を無くしていた自分自身に、また『愛』を思い出させていきましょう。

さて、この文章を読みながら、ふと思い起こしていらっしゃるかもしれません。自分自身はこういうことはあまりないけれど、親や知人などからはずっと「お前はダメだ、何をやってもダメだ」と言われてきたことがあると。これもまた同じです。

否定的な判断ばかりをする方は、それぞれ何か問題を抱えていることが多いのです。

生活に疲れてしまっていることもあるでしょう。疲れ切っていて、身近な存在であるあなたに言葉をぶつけることで、憂さを晴らすこともあるかもしれません。何かの問題を抱えている哀れな方なのです。

その方が自分自身のことに気づけば幸い。そうでない場合は、それもまたその方の選んだ道と思い、適当な距離を取って付き合い続けるのも、相手から離れていくのも、それはあなたの選べるものです。

自分を変えることはできても、相手を変えることはできないのだから、割り切って自分自身が幸せになっていく道へと歩んでいきましょう。あなたの幸せは、あなた自身が選んで掴んでいけるものなのですから。冷たいことを書いているかもしれませんが、人はそれぞれの道を選びながら歩いているので、それでいいのだと思っています。

今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。たくさんの愛と感謝を。

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