
さて、本日は『今日の天使からのメッセージ』(9/17)からのお話です。

『自分の心に正直であること』は、天使たちがしばしば伝えてくれる言葉です。私も、自分にもお客様にも伝えていることです。
ただ、ここで気をつけておきたいことがあります。『自分の心に正直であること』と『心のままに行動すること』とは同じではないのです。
心の中で求めるものに対し正直であることは大事なことです。その想いを無視する必要はありません。自分の心が、どんなことを思っていたとしても、それを認めていくことは大切なことです。
では、【想い】と【行動】を全て一致させることは?
「私は自分の心に正直に生きています」と言われる方がいます。
『心』は【感情】だけを指すものではありませんが、そう考えて、自分の心(=感情)に正直になることは、心(=感情)のままに行動することだと思うことがあります。
感情を抑え込むことは、心身に負担を掛けていくのでお勧めできることではありませんが、常に感情のままに行動することは、あまりに幼稚なことだと言わざるをえません。
◎気分を害したので、自分の心に正直で不機嫌でいる。
◎傷つけられたので、自分の心に正直になり、関係ない人にまで暴言を吐き続ける。
私たちは、ひとりきりで存在しているのではなく、誰かと関わり合いながら暮らしているので、これらは思いやりに欠ける行動と言えるでしょう。
幼い子どもなら、そういうこともありますが。大人の場合、それは自己中心的な態度です。心のままに行動するというと、カッコ良いような響きがありますが、こういう面があるのです。
自分の心に正直であることは大事です。心の中にあるものに気づき、それを認めていくことは、自分への深い理解にも繋がります。
心のままに行動し、自分も周りもハッピーになるのであれば素晴らしいことでしょう。
一方、心のままに行動することで、一時的に“自分は”スッキリするかもしれないけれど、周りはそうではない可能性がある時には「行動しない」という選択肢があるのです。
『行動をしないという行い』は、【思いやり】であり【愛】です。自分の心の中を理解しながら、自分の行動にも責任を持つ。それが本当の心のままに行動することなのかもしれません。
心のままにと言うことは、我が儘とは違うのですから。
何かのご縁で、この文章を読んでくださっている方の中には、誰かの身勝手さに、何度も傷つけられた体験がおありの方もいらっしゃるでしょう。そのため、自分自身の行動にも、心にも、なにかの抑制をしていることもあるでしょう。我慢も悔し涙もあることでしょう。
そこから学ぶのでしょうが、それでもきつい体験です。ハードな試練を与えられ、頑張りました。思いやりは、あなたの所には、たくさんあるはずです。
そんな素敵な心の持ち主を、放っておくほど天界は愚かではありません。だから、さらにどんどんと幸せになっていってくださいね。その権利はあるのですから。
思いやりや優しさ、愛は、いつだって、この世界には必要です。あなたの思いやりもたくさん必要です。
どうぞ、その思いやりを、日々の暮らしの中でのびのびと放出していってください。
また、身勝手な行動をしたとしても、それもまた痛みを伴う勉強の1つです。完全な人間などいないのだから、そういうことだってあります。そこから学んで、省みて、次へと繋いでいけばいいのです。
お読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの大好きをあなたに。
動物と人の笑顔を応援する天使のまんまるでは、
リーディングやアニマルコミュニケーション、
天然石アクセサリーのオーダーメイドや浄化グッズなどの癒しの道具販売など、
行っております。