気持ちを伝えていくこと『選択』

秘めたる花もまた美しいのです

傷ついたから当たる」6/29
誰かを傷つけている」7/6
感情のこと」7/8
言葉にのせるもの」7/11  

気持ちを伝えていくこと『自分を主語に』」7/13
気持ちを伝えていくこと『言い方』」7/15
連続のお話のきっかけは」7/18

誰かとの関係の中で私たちは日々学んでいます。いろんなことを考えて、感じて、体験しています。

それぞれが様々なことを感じたり考えたりするので、時には衝突したり、一方的に攻撃を受けたり、不快な想いをすることもあります。

その時に生まれる感情はどれもが正解です。感じていけない感情などありません。ネガティブなものでも、感じることに罪悪感を抱く必要はないのです。あらゆる感情を味わうことで私たちは成長していくのだから。

気持ちを伝えていくこと『自分を主語に』」7/13
気持ちを伝えていくこと『言い方』」7/15

この2つの記事で、自分の気持ちを伝えていくことについて書きました。

今日は、気持ちを伝えていくことの中で選択についてお話ししていきます。

誰かから八つ当たりなどをされた時、『自分はこう感じている』と簡単に丁寧にゆっくりと『言い方』に気をつけながら、伝えていくといいですよと書いてきました。

その言葉に『心をこめて』と言うのは大前提です。

でも、何が何でも言わなくちゃ!と言うことでもないのです。言わない『選択』もありなのです。

ただ言わないってこととは違うので少しお付き合いください。

言わずにぐっと我慢する時があります。やり込められたり、言い負かされて後味の悪い中、とりあえず聞くけれど、何も言わずに自分の内に押し込めて抑え込むことがあります。

言わない賢さなのだけど、どうもバランスが悪くって、モヤモヤが残ります。

言えばスッキリすると思うけれど、場合によっては、自分の気持ちを言わずにやり過ごした方がいいこともあります。

だから、こういう時は選択をするのです。「私は言わないことに決めた」と。

「自分の気持ちが言えなかった」ではなく、「自分の気持ちを(自らの意志で)言わない」「そう選択した(決めた)!」ということです。

「言えない」ではなくて「言わない」のです。

「言えない」は誰かのせい。
「言わない」は自分の意志。

いろいろな状況を判断して、あえて「言わない」ことを選択できるのです。

誰かのせいだと、気持ちはどこかでモヤモヤしたままです。「あいつのせいで気分悪い」と引きずります。これはお互いなのです。どちらもスッキリしない否定的なエネルギーに包まれたままです。

でも、自分の意志で選んだことは自分の領分です。「しかたないね。私が決めたことだし」とどこか納得できる部分を見つけられて、切り替えることが出来ます。

今日お伝えしたいのは、

「言われっぱなしでイヤな気分なのに何にも言えなかった」

という思いを、

「言われっぱなしでイヤな気分にはなったけど、ケンカしてもしょうがないし、ここはあえて何にも言わないでおくか」

という思考の切り替えです。自ら選択したということで心と頭が切り替わるのです。あなたが選ぶことが出来るのです。

そろそろこの連続の話も終わりに近づいてきました。よかったら最後までお付き合いくださいね〜♪

今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。


  
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