今邑彩『いつもの朝に』

今日もいいお天気ですね。

行楽日和ですが、昨日はお出かけをしたので、
今日はおうちでじっくり読書です。

今邑彩作品は初めてです。
厚みがあるのと、段組なのと、
ちらっと見た感じで良さそうな勘が働いたので、
読んでみたのが、『いつもの朝に』です。

面白くて止まらない。

今日は、
某イベント用のコスチューム(?)製作をしたくて、
裁縫デーにする予定だったのですが、
この本の魅力に負けました。

ぐいぐいと物語に魅せられていって、
とにかく読み終えないことには、
他事が出来ない面白さでした。

初めて読む作家さんの作品は冒険気分です。

どんなジャンルなのか、表現方法なのか、
予備知識もないままに読んでいくけれど、
好みに合わないものもあれば、
これ好きかも〜という発見もあります。

今邑作品は大好物になりそうです。

表紙絵を見た時に、
ホラーっぽいのかなぁと思っていましたが、
そうではありませんでした。

途中、子どもが背負うには重すぎる運命が出てきて、
どうなってしまうのだろうな思いました。
悲劇の連鎖というパターンの、
後味の悪い読後感になるかもしれないと、
ちょっと不安になったり。

それでも、最後にどう着地するのかは気になります。
終わりに近づくにつれて、
浄化に近い感情がこみ上げてくる。
後味の悪いものにはなりませんでした。
むしろ、何か、スッキリとした感じで。

他の作品も読んでみようと思えるものでした。
また、お気に入り作家さん、増えました。

今日もまた、お読みいただきまして、ありがとうございました。
いっぱいのLOVEをこめて

〜 今日のいいこと 〜
☆ 今日も、ワンコは走ってる。
☆ 新しいお気に入り作家さん、発見。
☆ インドカリーはやっぱり美味しい。
☆ 昨日も今日も同じ数字のメッセージが贈られてきたこと