恩田陸 四部?作

妖怪ぬらりひょん研究は、ただいま続行中ですが、
今は、また他の本を読んでいます。

またまた恩田陸さん。
この方が描く不思議な世界観って、
たまらなく好きです。
非日常の空間なのかな、
生活の延長上ではないどこか別の世界観で漂えるので、
面白いのです。

メフィスト・クラブ・シリーズという名でいいのか分かりませんが、
それぞれが繋がっている四作品。
『三月は深き紅の淵を』
『麦の海に沈む果実』
『黒と茶の幻想』
『黄昏の百合の骨』

そういう関連があるとは全然知らず、
『黒と茶の幻想』を最初に読みました。

いつも感じるように、
読み終えると不思議な感覚になります。

で、何となく落ち着かなくなって、
ネットで調べたら、
一連のシリーズがあるというので、
今回、全部読んでみました。

やっぱり、面白い。

どうやら、この続きの作品も今連載中らしいので、
それも楽しみです。

もともと、一気に読むのが好きなのですが、
恩田作品は、本当に、
一気に読ませてくれるので、嬉しいです。

中でも、
『麦の海に沈む果実』は、
今からもう一度、頭から読み直しま〜す。

それからっと、
京極ファンの私にはとっても嬉しかったのが、
『三月』と『麦の海』の本のデザインが、
京極先生だったことです。
一度で二度美味しい。

今日もまた、
お読みいただきましてありがとうございます。

いっぱいの
大好きとありがとうを込めて