『女神記』

先日、桐野夏生『女神記』を読みました。

桐野さんの作品は、
どれも、
本を切ったら血がドクドクと流れ出すような感覚があります。

表紙の装画が加山又造さんの裸婦となっていて、
それもまた、
血が流れている感覚につながっていきました。

女の血が、たくさん感じられるお話でした。

読んでいて、
ずっと気になっていたのが、
この舞台はどこだろうということでした。

吉田秋生さんの『YASHA 夜叉』を読んで以来、
私には憧れの場所があります。
機会があれば、いま一番行きたい場所。

沖縄県久高島です。

読了後に最終ページを見たら、
参考文献に久高島関連の本がありました。

やっぱり、そうだったんだと、
一人納得して、
とっても嬉しくなりました。

いつかは行けたらいいな。

今日もまた、お読みいただきまして、
ありがとうございます。

いっぱいの
大好きとありがとうを込めて