『ホームタウン』


またまた、小路幸也作品です。

この方の作品はみんな、あったかい。

あったかくて心地いいです。

難解な文章でもなく、
膨大な字数でもないから(それはそれで大好物なのですが)
とても読みやすく、心にほっこりとしたものを残して、
読み終えることが出来ます。

なんだかんだ言って、
小路作品は20冊近く読みましたが後味悪いことなく、
本を読むのって面白いなと思わせてくれるのは、
嬉しいことです。

最近気づいたのですが、私にとっての読書は、
空想力(妄想力?)を高めるための、
栄養剤のようなものなんだなぁと思っています。

スピリチュアルなビジョンにしても、
ある程度の、想像力は必要ですよね。

そのために読んでいるわけじゃなくて、
知らない世界へと連れてってくれるから、
自分が読みたいから読んでいるのですが、
副産物として、
そういうご褒美も付いてくることって、
オトクだなぁとも思っています。

ミステリーの要素も多い『ホームタウン』だけど、
小路さんの作品にはいつも、
見守っている“誰か”がいて、
そのたっぷりとした愛情が根底にあるから、
安心して読み進めることが出来ます。

愛(LOVE)が、
核となって中心にあるって、
やっぱりとっても素敵なことですね。

今日もまた、お読みいただきましてありがとうございます。

いっぱいのLOVEをこめて