先日の、寮美千子さんの講演会、
本当に素敵なものでした。
講演の内容もそうですが、
寮さんご自身もとっても素敵な方でした。
チャーミングな方で、
講座が終わってから一緒に写真を撮ってくださったり、
ハグハグしたり♪
気さくな方なんですよね。
きっと、
ハートがオープンなんだと思います。
そういう方だから、
重い罪を背負った受刑者にも、
丸ごと向き合っていけるんでしょう。
心を開いてもらうには、
自分の心も開いていないと無理だと思う。
もちろん、いろいろと研究されたプログラムで、
指導教官の方々が素晴らしいから、
効果が見られるのだと思うけれど、
それでも、
そのプログラムを生かすも殺すも人次第なんじゃないかな。
うまく作用しているんでしょうね。
スピリチュアル的な言葉を、
当てはめてはいけないのかもしれないけど、
神様の采配があるんじゃないかなと、
私はそう感じてしまいます。
立派な著作を出していたとしても、
人間的にどうなのよって人だって作家さんの中にもいるだろうし、
そういう人が少年刑務所で同じようにできるのかというと、
それもまた疑問だったりします。
人のやることだから、
上手く行くこともあれば、
そうじゃないことだってある。
この奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」は、
多くの人たちの協力と理解と努力、
受刑者たちの変わろうとする想いに、
プラス、
どこかからの応援が入っているんじゃないかって、
そう思ったりするんです。
心から更生して、再び、罪を犯すことのないように、
もう刑務所に戻ってくることのないように、
いつか刑務所が空になるように、
寮さん達はがんばっていらっしゃいます。
応援したくなるでしょ?
それからまた、
寮美千子さんは作家さんなので、
いろいろな本を出されています。
絵本、児童書と呼ばれるジャンルもたくさんあるのですが、
寮さん曰く、
「絵本は子供のための本ではなくて、
子供“でも”読める本なのです」。
児童書も、子供が主人公だと児童書の扱いになるとか。
私はどちらも大好きです。
とくに児童書は大好きです。
素晴らしい本がたくさんあるので、
またこちらも、ご紹介させてくださいね。
そして、
「絵本を(みんなで)読んでいくということも素敵なこと」と、
教わりました。
おまけのお話があって、
この寮さんの『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』を、
今回サタプロで担当した東海高校のクラスで映画化するそうです。
秋の学園祭でのプログラムと言うことなので、
こちらも楽しみですね。
担任の先生がいらしたので、
少しだけ、お話を聞くことも出来ました。
今回の寮さんの講座を開いたきっかけ、
この本『空が青いから…』を読むたびに号泣すること、
他の著作のことなど。
私も同じような体験をしているので、
楽しくお話しが出来ました。
いい先生に子どもたちは見てもらってるなぁ、
素敵だなぁと嬉しくなりました。
子供と向かい合う大人が魅力的なことは大切だと思うな。
素晴らしい体験をいっぱいできた時間でした。
お読みくださってありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。
Love & Hug Hug♡
〜 今日のいいこと 〜
☆ いろんなことがあるけれど、今日もまた生きていること。
☆ 本を読むことが出来ること。