それは〈正直〉じゃない

Pray for us, Archangel Michael.


むき出しの感情をぶつけたり、ぶつけられたことはありますか?

どんな感情も好きに表現するのが、
「正直」だと言う人がいます。

感情を抑え込んだり、
コントロールするのは不自然だから、
それを素直に発現することが、
「正直な生き方」だと豪語する方もいます。

本当にそうでしょうか。

感情を抑え込み、
感じないようにすることはきついことですが、
むき出しでぶつけられる感情には、
割とダークなものが多くないでしょうか?

超ハッピーで嬉しくてたまらない感情なら、
「嬉しいの分かるけど、やれやれ〜」とか、
「まったくも〜」と思っても、
相手がハッピーなエネルギーに満ちているので、
聞いた方も、健全な光に包まれていきます。

反対に、
怒りや憤りや嫉妬のような激しい感情は、
むき出しの状態では、
毒にまみれているようです。

自分の中に毒が回っているから、早く解放されたい。
その状況も「わかってよー!」という思いで、
ぶつけていきます。

やりきれなさ、しんどさ、
つらさ、怒り、悲しみなどを、
誰もが感じることもあります。
それは、
自分自身の感情です。

自分のものである不快でたまらない感情を、
他人に大放出することは別物なのです。

《むき出しの感情表出=正直者》ではないのです。

「今、私は、むかついてる」という気持ちを、
周りに充満させていくことは、
正直ではなく、
無神経で思いやりに欠ける幼稚な態度と言えるでしょう。

自分の不快感を減らすために、
他人へ不快感を手渡しているのですから。

上の立場の人が、こういう勘違いをして、
周りの雰囲気や環境を害していくこともあります。
親だったり、職場の上司だったり。

どうしようもなくて、
感情が爆発したのなら仕方ありませんが、
「自分は正直者」と勘違いしている方と、
生活を共にしている場合はかなり大変なことでしょう。

感情をぶつけられても、
反論しない(できない)ままに、
ダークな感情のオーラを頂戴してしまう。
反論すれば、
さらにひどくなるので、
返せないということもあります。

不快な感情は気分のいいものではないし、
やりきれないし、たまったものじゃありません。
誰かに聞いて欲しいことだってあります。

そういう時は、
まず一呼吸おくことです。

目を閉じて10回ほど呼吸するのもいいです。

誰かに聞いてもらったのなら必ずお礼をしてください
モノじゃなくてもいいんです。
「ありがとう」
「聞いてくれて、本当にラクになった。ありがとう」
などと。

「ありがとう」という言葉で、
不快さを浄化させていきます。
それが出来る言葉が「ありがとう」なのです。

ありがとうと素直に言える時が、
正直な状態なのかもしれません。

感情をひたすらぶつけることが、
不快ならば、
聞かないことです。
聞いても適度に切り上げることも必要です。

自分の心を守るために。

お礼も言わず、
ただ不快感を手渡す人が、
自分にとってどういう存在なのか、
考えてみましょう。

あなたの人生は、
あなたが選んで歩いていけるのです。

なにかのヒントになっていけば幸いです。

お読みくださってありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。
明日は、満月の癒しを行う予定です♪


〜 今日のいいこと 〜
☆ デンデ、ちょっと大きくなりました。
  やばいので、ダイエット開始です。
  ちなみにカリンは、ずっとダイエットしておりますが、
  いっこうに減りません。
  デブんちのワンコはデブ?(~_~;)
☆ 8月のイベント等の収益から、寄付をしました。
  詳しくは、また〜。
☆ 生きていること