
今回お話ししていくのは『黒』についてです。
前回、白についての話の中で、絵の具をたくさん混ぜると黒になるので、黒が、あらゆる色を含むものだと考えてしまいますが、実はそうではなく、全ての色を含むのは「白」だとお話ししました。
それでは、黒とはどのようなエネルギーなのでしょう。
これまで取り上げてきた色とは、全く異なる性質が黒に宿っています。一説には、黒とは色が欠乏した状態ともいわれています。全ての色を含むのが白ならば、どの色も含んでいないのが黒というわけです。「足りない」という要素も黒には含まれています。
何も良いことがなさそうで忌避すべき色は黒なのでしょうか。たしかに、黒の持つエネルギーは光とは逆のものがあります。疲弊、消耗、消滅。そういうエネルギーも含んでいます。
上の写真はオブシディアン(黒曜石)です。この石を使ったブレスレットは、天使のまんまるでも製作しています。忌むべき色なのにどうしてでしょう。
黒は、1つには大地を表すものでもあります。肥沃の土の色は黒かったりします。オブシディアンは、大地と深く繋がる石なので「地に足を着けて生きていく」助けをしてくれます。
そしてもう1つは「光を待っている」という色なのです。黒には光が含まれていません。
光を自ら拒絶しているようにも思えますが、今回、黒のエネルギーを感じていくうちに思ったのは、光を待っていると感じたのです。
光に憧れている、光を切望している。そういうエネルギーを発しているようです。
それから、少し気をつけていきたいのは、黒は、光と反する「陰」という力を強く持っているので、悲しみの場に着用する時は適していますが、普段から黒を着用していくと、あなた自身が持つ光を覆ってしまいます。光が覆われていくと、険のある感じになっていくので控えめに使うようにしていきましょう。
最後に、色の癒しをご紹介しましょう。
今回は黒の癒しというよりも、大地と深く繋がる石「オブシディアン」の癒しになります。

上の画像をしばらく見つめてください。
オブシディアンは、
大地とともに暮らす方たちが、
護りの石として
遙か昔から大切にしてきました。
命を繋ぎ、
命が巡る大地の石です。
この石の力が、
この石の護りが、
あなたへと注がれていきます。
大地と深く繋がって、
今を生きる力があなたへと届けられていきます。
しっかりと生きていきましょう。
さて、次回は最終回になります。
今日もまたお読みくださいまして、ありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を、あなたに。
天使のまんまるでは、
リーディングやアニマルコミュニケーション、
天然石グッズなどの癒しの道具販売など行っております。