口から出るもの

口から出るもの《言葉》に、心を配っていくことは、
きっと自分のためでもあるのですよね。

《言葉》って口から出てしまったら、
目には見えないけれどいろいろな形になっていきます。

愛が詰まったものは、
聞いた人のハートに届いて、その方の波動を上げます。

反対に、不平・不満・悪口などが詰まったものは、
聞いた方の心を傷つけます。
時に、そのハートをえぐるような傷もつけます。

でも、これって一方通行ではないのです。

愛でいっぱいの言葉を聞いた人が、
ハートをあったかくした瞬間、
そのあったかいハートから、
話し手へ愛が贈られてきます。

その反対の場合は、聞き手の心も傷つけるけれど、
実は、話し手の心にも傷を作っていくのです。

生きていると、いろんなことがあります。
時に理不尽なことだってあるし腹の立つこともあります。
楽しいこともイヤなことも、誰しもが経験します。

「人の悪口を言わないようにしよう」なんて、
子供への教訓みたいで、
実際に、そんなこと難しかったりする時もあります。
私も愚痴めいたことを言います。

だけど、言葉が口から出て行って、
誰か聞いてくれる人のところに行き、
それがどういう風に変化するのかを知ってしまうと、
そうそう、ポンポンと言えなくなってしまいます。

では、自分の中で処理できない時は、
どうするのがいいのでしょう。

その瞬間、手放しをしてしまうのが一番です。

でも、誰かに言いたいこともあります。
そんな時は、
自分の中のグチャグチャとした念のような想いを、
聞いてくれる人に押しつけることなく、
聞いてくれることに対して、
最大限のお礼をお伝えすべきです。

「聞いてくれてありがとう」
「あなたが聞いてくれたからラクになれた」

そう想いながら、
心の中のものを言ってみるのも一つでしょうね。
そして、出来るだけ、短い時間で。

でもなによりも、こういうネガティブなものは、
自分にも他人にも必要ないものだって気づいて、
すぐに手放しをしてしまって、
出来るだけ、
口からはハートの形が見えるくらいのものを、
出していけたら素敵ですね。

それは、自分に還ってくるのだから。

今日もまた、お読みいただきましてありがとうございます。
天使や精霊たちからのいっぱいのLOVEを!

〜 今日のいいこと 〜
☆ 今日もワンコは楽しそうに走っていました。
☆ ワンコのぬくもり。ホコホコしていて、気持ちいい。
☆ 本を読むことが出来ること
☆ お気に入りの本の幾つかの装丁が同じ方だと気づいたこと。
  「北見隆」さん。素敵なイラストです。
☆ 愛の循環