『アイザック・アシモフの世界の年表』読了

先日以来、格闘していた『アイザック・アシモフの世界の年表』を、
やっと読み終えました。
150億年前から、1945年9月2日までの世界の歴史です。

すっかり満腹です。

あまりの膨大な歴史の数々に、
ただただ圧倒されると同時に、
アイザック・アシモフの常人ではない凄さに、
これまた圧倒される感じです。

地球の歴史だけでも、ものすごい量なのだから、
宇宙全体の未来や歴史が記憶されているアカシックレコードって、
どれくらい膨大なものなのでしょう。
凄すぎて、想像できないけれど、
なんだか面白そうという気もします。

歴史のエピソードで、
それぞれ興味深いものが幾つかあったのですが、
一番好きだなと思ったものを、
自分の備忘録代わりに載せてみます。

ローマ帝国の時代(だいたい皇帝ネロの頃)の作家で、
『博物誌(Naturalis historia)』を執筆した、大プリニウス(23-79)。
ヴェスヴィオ火山が噴火したときに好奇心を発揮しすぎて、
あまりにも近い距離から観察して、
噴火に巻き込まれて死んでしまったこと。

西暦がまだ二桁くらいの頃の人で、
歴史に名を残している人なのだから、
素晴らしい才能を持った人だったんでしょうね。
それでも、最期は、やりたいことをやって、
偉人ではなく人として生を全うした人だと感じました。
とっても人間らしくって好きです、こういう人。

いやぁそれにしても、
読書をして満腹になり、
すぐには他の本を読む気にもなれず、
日本の明治あたりを読んでいて、
かなりムズムズしてきたので、
デザート代わりに、
大和和紀『ヨコハマ物語』を読みました〜。
同時代ってことで、
『るろうに剣心』も読みたくなってきたけど、
それはまた今度。

今日もまた、お読みいただきましてありがとうございます。

いっぱいのLOVEをこめて