『禁じられた楽園』 

相変わらず、私の中で、
恩田陸ブームは続いていて、
今度は、
『禁じられた楽園』を読みました。

独特の世界観に引きずり込まれるのはいつものことで、
これがどこに行き着くのかと気になって、
夢中で読んでいます。

所々に悪意が潜んでいるので、
もしかしたら、
読了感は後味悪いものになるのかなぁと、
思いながらも、
恩田さんの場合は、私にはそれほど後味悪いものではないので、
とにかく読み進めます。

どういう決着がつくのか気になったら、
ラスト10頁ほどで、
その答えがありました。
ほんとのラストなので、
ネタバレになるから書きませんが、
これ(ラスト10頁)を読むために、
この本に出会ったんだなと、
思わせてくれました。

読み終わった瞬間浮かんだイメージは、
セーラームーンの最終エピソードです。
きっと、全然ご存じない方もいらっしゃると思いますが、
光と闇の対決?(ともちょっと違うのですが)と
表現したらいいのかなぁ。
私の中では、まさに、セーラームーンだったのですが‥

ちょうど読み終えたのが、
妄想力が高まる深夜帯だったので、
余計、そういうビジョンになってしまうのでしょうね。

また、素敵な本に出会いました。

お読みいただきましてありがとうございます。

いっぱいのLOVEをこめて