『ストロベリーナイト』

毎日、狂ったように(?)
いろんな本を乱読しています。

大好きなブロガーさんが、
以前、面白かったと書いていた本も、
先日、読んでみました。

想像していたものよりも、
かなり、
グロテスクでどぎつい描写の部分が結構あって、
最初の数頁を読んで、
読むのを止めようかと思いましたが、
なんだかそれも嫌なので、
途中、何回か挫折しそうになりながら、
読み終わりました。

ただ、その本には、
私にとって、
必要な言葉がありました。

癒しの世界は、
本当にたくさんの、
素晴らしい才能にあふれた人がいらっしゃいます。

たまに、
少し波長が弱くなってきたときに、
そういう立派な方たちの活動と、
自分を傲慢にも比べてしまって、
落ち込むことがあります。

上を向いたらきりがないんですよね。
それは分かっているのだけれど。

そんなことをぐだぐだ考えていたら、
その本の言葉を思い出しました。

ある犯人に、

「上ばかり見てたから下が見たくなった。
下しか見えないから上が見たい」

(↑うろ覚えです)
などと言われ、
同情して自分自身を見失いかけていた女刑事に向かって、
これまでずっと目の敵だった刑事が言ったのは、

「上だの下だの右だの左だの、
余計なとこばっか見てっから、
肝心なものが見えなくなっちまうんだよ」

「いいか。
人間なんてのはな、
まっすぐ前だけ向いて生きてりゃいいんだよ」

ということでした。
(誉田哲也『ストロベリーナイト』より)

そうしたら、
昨日の『銀魂』アニメでも、

「前みて生きていきなよ」 だって。

本を読んだのは、先週でしたが、
ちゃんと、
必要なメッセージは用意されていたんですね。
ありがとう、エンジェル!

(ただ〜
かなり描写がハードなので、
お勧めしますとは、言いにくいのですが……)

今日もまたお読みいただきまして、ありがとうございます。

いっぱいの
だいすきとありがとうを こめて