正直?その2

ちょっと飛び石のようになってしまいましたが、
一昨日のブログの続きです。

自分に正直なことは、とっても素敵なことです。

そうじゃないばっかりに無理をしたり、
ストレスを溜め込んだり、
挙げ句の果てに病になってしまったりするのだから、
自分の気持ちや感情に素直になることは大切なことです。

でも、自分の心の感じることを認めることと、
自分が思ったままを表に出すことの間には、
少し違いがあっていいんだろうなと思います。

自分の気持ちを自分だけにとっておけなくて、
誰彼構わず、手渡してしまうのは、
ハッピーなことなら(多少は)いいかもしれません。

だけど、ネガティヴなことならいただきたいとは、
大抵の人はあまり思わないのではないでしょうか。

だから余計に、
自分のところに置いておけないのかもしれませんが、
それではネガティブ軍団の思うつぼです。

ネガティヴな想いや思考が増えていくと、
それはとってもしんどい。
何とかして抜け出したいくらい、
落ち着かない居心地の悪い感じ。

そんな状況は誰だって好ましいとは思っていない。
なのでとにかく、祓っちゃいたい。
手っ取り早いのは誰かに押し付けちゃうこと。

そこで、イヤな自分のエネルギーを、
誰かにぶつけてしまえ!となってしまう。

それをいただいた人は、たまったものじゃない。
だから、また他の人へと。
エンガチョと悪ふざけしているのと何も変わらない。

でも、他の人へと渡さずに、
イヤなことを引き受けちゃう人もいる。
他の人のネガティヴを溜め込んで、
心を痛めてしまう人もいる。

一番タチが悪いと思うのは、
イヤなことが起きた時に、
何でもかんでも誰かにイヤなエネルギーを譲り渡して、
《お礼もなく》妙にスッキリしてしまう人だと思う。

イヤなことを聞いてくれてありがとう。
ラクになったよ、ありがとう。

こうすれば、ネガティヴなものも、
感謝という素敵なエネルギーで昇華していく。

でも、
そういう感謝もないままに放出されたネガティヴは、
ネガティヴのまま、誰かのハートに届いてしまう。

「自分の心に正直に生きているから。」
「何を考えているか分からないのは自分も他人も苦手だから、
感じたらそれをそのまま言うだけ。」
「思っていることを表現するのはいいことだから。」

たしかに、一部は当たっていると思う。
怒らなくてはいけない時や、
思いっきり悲しんだ方がいい時だってある。
でも、
やっぱりどこか無神経な部分もあるんだろうなと思う。

イヤな思いをしたから、あなたもどうぞってこと、
気持ちがいいわけないのだから。

正直なことと、幼稚なことを、
混同しないだけの知恵を付けていくのが、
人としての成長なのかなと、
そう感じています。

今日もまた、お読み下さってありがとうございます。
たくさんの愛と祝福を♡

~ 今日のいいこと ~
☆ 今日もロンは楽しそうに一生懸命歩いています。
☆ Deva Premal(ディーバ・プレマール)の違うアルバムが欲しくなって、
  Amazonあたりを彷徨っていたけど、iTunes Storeに合ったので、早速DL。
  心地良い音楽。大好き。
 生きていること
~ ☆ ☆ ~