今回は「青」についてです。

青は「知性」の色です。

先回お話をした空色は近い色ですが、青はまた違うエネルギーを持っています。空色が日中の晴れた空だとすれば、青は宇宙の色とも言えるかもしれません。宇宙が持つ「智慧」をこの色は届けてくれるのです。

また青は「冷静」を伝える色です。「沈静」させていく力を持っています。落ち着きを取り戻し、冷静に物事を見つめていけるよう助けてくれる色なのです。

メーテルリンクの『青い鳥』では、幸せの青い鳥を探す2人の子どもが出てきます。このお話は幸せは身近なところにあるのだと伝えていますが、どうして「青い鳥」だったのでしょう。

見かけることが少なく、珍しいからという理由だったのでしょうが、もしかしたら「冷静に落ち着いて考えてみませんか?」という青の持つ色の影響もあったのかもしれません。もちろん、これは私の勝手な妄想ですが。

そしてまた、青は知的活動を助けていくので、心身を沈静化し、思考に適した状態へと導いていく色です。そのため、肉体活動が鎮まっていくので、食欲減退させる色でもあります。紺色の食器の場合は異なりますが、青い食器はそういう作用があるのです。

赤が生命活動を増進させていく色ならば、青は精神活動を増進させていく色なのです。

チャクラとの関係もお話ししましょう。青(紺も含みます)は、第3の目と言われる第6チャクラの色と言われています。「見る」「認識する」ことを司るチャクラです。冷静に、落ち着いて、しっかりと見つめていくこと。それを助けるのに最適な色です。

大天使との繋がりもご紹介します。青と関わりの深いのは『大天使ザドキエル』『大天使ミカエル』です。

ザドキエルは、慈悲と慈愛の天使です。大きな慈愛で人々を包んで、自分自身を無条件に受け容れ、成長と再生へと導いてくれます。許しの天使です。

ミカエルは、強い力で守り導く天使です。勇気を授け、自尊心を守り、迷っている時には方向性を指し示す存在です。人類の守護者です。赤のお話で、大天使ミカエルの色だとご紹介しました。元々は、ミカエルの色は青や紫と言われています。この色のお話を書いていく際に、ミカエルには赤を感じたのです。

これは余談ですが、紫は赤と青から作られているため、青の持つ落ち着いた知性と判断力、赤の持つ激しく強い力が、ミカエルのエネルギーの中に混在しているのではないかと私は思っています。

最後に『色の癒し』をご紹介します。

眉間のあたりに、
意識を向けていきましょう。
上の画像を少し見つめてください。
ひらひらと舞う蝶が、
青のエネルギーを、
あなたの眉間へと届けていきます。
蝶が、
あなたへと「冷静さ」を届けていきます。
落ち着いて。
落ち着いて。
落ち着いて。
心と頭を鎮めていきます

どうぞ、たくさんの青の力を静かに受け取っていってください。

落ち着いて思考していきたい時。
冷静になっていきたい時。
じっくりと思索したい時。
愛ある判断を求める時。
「青」の力を取り入れてみてください。

今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を込めて。

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