アニマル・コミュニケーションを通じて(1)「考え方の違い」

いきなりで失礼なのですが、「あなたは偏見などをお持ちですか?」

私にはないと言いたいですが、やはりあります。

では、もうひとつお聞かせください。
「人間こそが1番優れていると思っていますか?」

これも、思っていないつもりでも、しっかりと思っているのです。ヒトが1番優れているだろうって。こういう考えはどこかにあり、疑うことなく持ち続けていたものでした。何かのきっかけで意識しない限り、浮かび上がってはこないものの1つなのかもしれません。

なぜこんなことを書いているかというと、動物との対話を通じて気づかされるのです。万人や万物を敬っているなんて言ってるけど、いやいや、あんた、偏見もあれば、動物ってことで見下してるでしょと。

あえて考えたこともなかったものを、グラグラっと揺さぶられることが多々あるのです。アニマル・コミュニケーションの中で。

動物の感性や思考はとても豊かです。人間とはまた違う捉え方や物の見方もたくさんあります。

1つ身近な例を挙げましょう。「歯磨き」です。

犬や猫にも歯周病など口腔内の病気はあって、その予防のためにも「歯磨き」は大切なのですが苦手という動物達は多いです。

彼らの言い分としては、
「病気になることなんて気にしない」
「なったらそのときは、そのとき」
「それが運命なら受け入れる」

(でも病気で痛いのはイヤという一面もあります)
など人間でも言いそうなものです。

病気の予防という観念は、あまり持ち合わせていないかもしれません。予防するためにイヤなことされるのは好まないというか。どうしてそんなことするのか理解できないというか。

『イヤだけど仕方ない』という思考も持っていない場合があって、苦労する飼い主さんも多いでしょう。こうなると根比べです。毎回、格闘している飼い主さん、毎回、抵抗している動物さん達、お互い立派なものです。

動物「今、病気でもないのに、歯磨きをどうしてするの?」

人間「将来の病気を防ぐために歯磨きをするの

いいとか悪いとかではなく、それぞれの考え方があるのです。それを念頭に置いておく必要があります。

動物にも心も思考も感性もあります。人とは違うものを持っていることもあります。

まるっきり別の異質の存在と言うことではありません。異なる部分もあれば、重なり合う部分もあります

だから深く思います。アニマルコミュニケーションはその橋渡しの役割があるのだと

どちらが優れているとか正しいとかではなく、異なる思考などを持っていても、拒絶するのではなく、抑えつけるのでもなく、理解し合うための1つの方法なのだろうと思うのです。

というわけで、この話は続きます。

動物の話ですが、動物と暮らしていない方にも読んでいただけたら、ありがたいなと思っています。

今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。

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