過去の傷

時間が教えてくれるものって、ありますね。

ふと何かのきっかけで、
冷静に(←ここポイントです)
過去の出来事を思い返してみた時に、
気づくことがあるかもしれません。

「あの時、とても傷ついていたんだな」
「あの時、とてもイヤだったんだな」
と。

鈍感だったからという場合もあれば、
渦中にいる時に、
自分の気持ちを表現できなかったことだってあるでしょう。

自分よりさらに傷ついている人がいたりする時に、
自分も傷ついてるとは言えないことだってあります。

イヤな思いをしていても、
そう認めてしまうと、やっていけなくなるから、
必死で何も感じないようにして、
心を守ることだってあります。
こんなの平気だって。

周りのことを考えて、
感情を押し殺すことだってあります。

身近に激しい感情表現の人がいると、
表に出すのをためらってしまうこともあります。

過去の傷や痛み苦しみやイヤな思いなどは、
誰しもが持っているものなのではないかと思います。

外に出すことが出来なかった想いもまたあるのでしょう。

ある時、
やっと自分の当時の気持ちに気づいたのなら、
過去の自分を抱きしめてあげませんか。

その時のことをほじくり返して、
誰かのことを批判するよりも、
過去の自分をただ抱きしめてあげませんか?

「そうだよね、傷ついたんだよね。でも言えなかったんだよね」
「イヤだったんだよね。だけど、耐えたんだよね」
などと思いながら。

もちろん、無理矢理しなくてもいいことです。
冷静に自分のことを見つめて気づいた時です。

過去の自分の気持ちを理解すると、
けりが付くものもあるでしょう。
心が整理されていくものもあるでしょう。

過去の痛みやイヤなことを抱えながら、
心の奥底に押し込めながら必死に生きてきたこと。
その時々を精いっぱい生きてきたこと。

自分でも知らぬうちに精神が磨かれて、
振り返って気づくことができるようになったこと。

自分の成長。

それを誇りに思いましょう。
とても素敵なことですから。

過去に体験した痛みにけりをつけて、
あなたは先を歩いていけるのです。

いつか時が解決していく。
流れる時とともに、
高いレベルへと上がっていくことを、
心から祈っています。

生きているってことは、
みんな修行中の身ですものね。
お互いレベルアップしていきましょう。

今日もまたお読みくださいましてありがとうございました。
たくさんの愛と感謝を。

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