七夕の日に子供時代のあなたから伝えたいこと

今日は、七夕ですね。

子供の頃、七夕の短冊にどんな願い事を書きましたか?
覚えていらっしゃるかしら?
もしかすると、
幼稚園や保育園、小学校などの写真に残っている方も、
いらっしゃるかもしれませんね。

では、今のあなたの1番の願い事は何でしょう。

たぶん、大半の方々は、
子供の頃の願い事とは違うものなのじゃないかな。

子供の頃の願い事って、今思えばきっと、
とってもささやかなものだったのじゃないかな。

あなたは、どんな大人になっているのでしょう。

結局、つまんない大人になっちまったもんだぜと、
たまに私は思ったりします。
甘い理想をいっぱい持って、夢もいっぱい持って、
さんざん大層な事言いながら、
大したことなどやってないから。

それでも、そういう〈苦さ〉も知っているから、
大人なのだろうなと思っています。

それに、私に限らずなのだけど、
子供の頃の自分から見たら、
大人の自分ってとてつもなく「すごい!」のですよ。

私は性格上問題あるのと、世のため人のため(笑)に、
運転免許は持っていないのですが、
おそらく、多くの大人の方は車の免許をお持ちですよね。

それ、すごいのです。

だって、子供時代のあなたにとってみたら、
自分が車を運転しているのですよ。

家族やどこかの大人が運転していた車を、
自分が運転しているのです。

子供から見たら、
ものすごく「すご〜い!」のです。

これが一例なように、
高いところに手が届いたり、
外国の人と話せたり、
いろんなことが自分で出来たり、
子供時代のあなたからしたら、
ものすごいことができる〈自分〉なのです。

そしてまた、とっても苦しいことがあれば、
子供の頃だったら、
泣いて叫ぶくらいしかできなかったのに、
ここまで生きてきた大人のあなたは、
そういう苦しい体験を、
じたばたあがきながらでも時にひとりぼっちで、
何度も何度も乗り越えてやってのけてきたのです。

もうこれなんて、
子供時代のあなたにしてみたら、
ヒーロー、ヒロインものです。

だから、
子供時代のあなたにとっては、
今のあなたは、眩しくてたまらない存在。
誇らしくてたまらない存在。

そんな自分になっているんだよと、
そう子供時代のあなたに伝えたら、
子供時代のあなたは、
感激で震えちゃうかもしれないし、
信じられないと疑っちゃうかもしれない。

子供時代の想像力って言うのは、
素晴らしいものがあるけれど、
その世界はまだまだ狭いから、
彼らの想像が追いつかないくらいの、
ワンダホ〜で、トレビヤ〜ンな感じなのです。

今のあなたが、とっても誇らしくて、それが嬉しくて、
子供時代のあなたは胸を張り、
背筋を真っ直ぐにし、
キラキラとした瞳になっていくんです。

もしかしたら、今のあなたは、
子供時代のあなたに顔向けできないと、
そう思うかもしれません。

でも、それはないです!

彼ら、子供時代のあなたにとっては、
どんなあなたであっても、
立派なヒーローやヒロインなのです。

数多の困難を乗り越えて生き抜いてきたこと、
いろんなことが出来ること、
そういうことは、子供時代のあなたにとっては、
やっぱりとっても誇らしいことなのです。

もちろん、
あなたは時に酷いこともしてきたかもしれません。
悪いこともしたかもしれません。

子供時代の自分に見せられないなと、
そう思う瞬間は、
大人になればなるほどあると思います。

そう思う気持ち、
それが、何かを変えていくんじゃないかな。

恥じる気持ち、きっとそれが、
自分の道を正していくんじゃないかな。

情けないところもあっていいじゃないですか。
それを上回るほど、あなたも私も、
子供の自分自身から見たら、
出来ること、やれること、いっぱいあるのだから。

かれら子供時代の自分にとっては、
あなたは、
この世で最高のヒーローであり、ヒロインなのだから。

あなたの願い、
どんどん叶っていきますように。

今日もまた、お読みくださってありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を込めて。